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Jupyter Notebook 使い方基礎

Last updated at Posted at 2020-03-20

#Jupter Notebook概要

本記事では対話型シェルのうち最も広く使われていると思われるJupyter Notebookの基礎をメモします。

対話型シェルは以下の様な点からコーディング環境に優れている。

  1. コマンドの履歴を簡単に追える
  2. インプットとアウトプットが簡単に反映、確認できる (グラフ、画像の組み込みも容易)
  3. コード内容の説明が容易

Jupter NotebookではUI elementやHTML, JavaScriptに至るまでウィジェット機能を用いることでコードファイル内に組み込むことができる。

インストール方法参考 -> 図解!Jupyter Notebookを徹底解説!(インストール・使い方・起動・終了方法)

#Cell Type

Jupter Notebook上では以下のようなCell Typeが選択できる。
image.png

CODE CELL

任意のPython Codeを記入することができるCell。Shift+Enterでコード内容を実行することができ、対応する結果がOutput Cellに出力される。

MARKDOWN

Jupyter Notebookはコード内容の説明に優れており、その理由はこのMarkdown Cellにある。
Markdown CellではMarkdown用のコマンドまたはHTMLを用いてコード内容の説明を記載できる。また、MathJaxを用いたLaTex形式の数式も記載可能であるため、汎用性が高い。

RAW
特に何のコマンドもなく、フラットにテキストを記載できる。

HEADING
コード説明の上でのヘッダー構造を簡単に作成できる。MARKDOWN CELLでも同様に記載可能。

#キーボードショートカット

Jupyter Notebookを用いる上でのショートカットは以下のノートブック上のキーボードを押すことで確認できる。
image.png

使用頻度が高いものを以下にメモする。

キーボード ショートカット内容
Shift+Enter 選択cellを実行する。
b 現在選択しているCellの下に新規にcellを追加する。
a 現在選択しているCellの上に新規にcellを追加する。
d-d 現在選択しているCellを削除する。
1-6 自動的に#を数字の数だけマークダウンセルに記載し、ヘッダーを作成する。
m 選択CellをMARKDOWN CELLに変更する。
y 選択CellをCODE CELLに変更する。
c 選択Cellをコピーする。
v コピーしたCellを貼り付ける。
0-0 kernelをリスタートする。
i-i コードの実行を停止する。
s Notebookを保存する。

Markdown cellの書き方

ほとんどの記載方法はQiitaでの表現と同じ。

記載表現 Markdown記法
イタリック体 / Hello *Hello*
ボールド / Hello *Hello*
取り消し線 / Hello ~~Hello~~
URL /Google [URL text](http://www.google.com)
Latex体/$\LaTeX$ $\LaTeX$
改行 改行したい文章の下に空白ラインを1行追加する。
ヘッダ ヘッダーに記載したい文章の最初に"#"を付ける。"#"の数でLevelを変更可能。1-6のキーボードショートカットでも同様の記載が可能。
引用、転載 文章の初めに">"を記載する
リスト 文章の初めに"*"を記載すると●表記でのリスト。文章の初めに"1."等数字を記載すると数字表記でのリスト。それぞれキーワードの後ろに空白が必要であることに注意。
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