WSL2でUbuntu 22.0へアクセスした際にデフォルトでは下記表示となります。
(WSL2のインストール時にqiitaというユーザー名で作成している)
ユーザー名のほかにコンピューター名やカレントディレクトリが表示されており。
ブログ執筆等の時に、余計な情報が出ているため今回はこちらを調整してみます。
環境変数PS1で調整
bashではプロンプトのカスタマイズとして環境変数が用意されており。
下記のように設定する事で表示をユーザー名のみにカスタマイズできます。
PS1="\u$ "
ちなみにbashプロンプト表示の環境変数については下記ブログ記事を投稿しています。
Bashプロンプト表示の環境変数(PS0,PS1,PS2,PS3,PS4)について
.bashrcに表示変更用の関数を定義してみる
環境変数を切り替える表示変更用の関数を定義する場合は下記のように.bashrcに書いておきます。
qiita() {
PS1="\u$ "
}
これにより、qiitaと実行するだけで環境変数PS1を更新する関数が定義できます。
総評
通常利用では個人的にはそんなに気になりませんが、ブログ等に投稿する場合は余計なノイズになってしまうため、プロンプト表示は少し気になりますね。