PowerShellでローカルタイムを計算してみる

PowerShellでGet-Dateコマンドレットを実行すると現在端末に設定されているタイムゾーンの時刻を返してくれますが。

今回はこれを各国のローカルタイムに変換してみます。

System.TimeZoneInfoのConvertTimeBySystemTimeZoneIdを使う

TimeZoneInfo.ConvertTimeBySystemTimeZoneId メソッド

.NETではConvertTimeBySystemTimeZoneIdを利用して下記のように、変換したい日付とタイムゾーンIDを渡すると変換できる。（UTCとEST）

# UTCに変換
[System.TimeZoneInfo]::ConvertTimeBySystemTimeZoneId( (Get-Date), 'Greenwich Standard Time')

# ESTに変換
    [System.TimeZoneInfo]::ConvertTimeBySystemTimeZoneId( (Get-Date), 'Eastern Standard Time')

タイムゾーンIDの一覧を確認してみる

変換に利用するタイムゾーンIDの一覧を確認するには下記コマンドから確認できる。

# GetSystemTimeZonesメソッドを実行
[System.TimeZoneInfo]::GetSystemTimeZones()

# Get-TimeZoneコマンドレットのListAvailableオプションを利用
Get-TimeZone -ListAvailable

総評

PowerShellの力というか.NETの力といった感じですが。
PowerShellは簡単に.NETを利用できるのはやはり便利だと感じます。