たまにRDCManをさわると、資格情報だったり、画面設定だったり、グローバルオプションだったりどこから設定するか忘れるのでメモ
グローバルオプションの設定箇所
上記ドキュメントにあるようにグローバルオプションは tools
=> options
。
またGeneral
タブのDefault group settings...
から各種設定も可能。
グローバルオプションで設定した資格情報
グローバルオプションのProfile Management
タブで資格情報を保存すると
各サーバーでLogon Credentials
を継承ではなく設定する際に、プルダウンから選択できる。
(下記のように先程グローバルオプションに設定したqiita\saitok
がプルダウンから選択できる。)
表示サイズを画面にフィットするように設定する
グローバルオプションでDisplay Settings
を確認するとデフォルトではDocked RD scaling
がNo scaling
に設定されている。
これをScale to fit window
にすれば画面がwindowにフィットするようなる。
暗号化の設定
RDManはデフォルトではログオンユーザの資格情報を使用して格納パスワードの暗号化と復号化をしています。
これ以外の暗号化設定としては秘密鍵を持つ現在のユーザの証明書を利用した暗号化に切り替える事ができる。
New-SelfSignedCertificate -KeySpec KeyExchange -KeyExportPolicy Exportable -HashAlgorithm SHA1 -KeyLength 2048 -CertStoreLocation "cert:\CurrentUser\My" -Subject "CN=MyRDCManCert"
PowerShellで上記コマンドを実行すると、下記のような証明書が作成される。
RDCManグループセッティングのEncryption Settings
のPassword encryption
をcertificate
にすると先程生成した証明書が選択されます。
これで格納するパスワードの暗号化復号化が、先程生成したMyRDCManCertを利用するように変更されました。
このMyRDCManCertをエクスポートして、他のコンピュータにインストールして利用すれば。
複数のコンピューターで同じrdgファイルを利用する事ができます。
MyRDCManCertをエクスポート
生成した証明書を別のコンピューターにインストールするには、まず生成した証明書と一緒に秘密鍵のエクスポートを実行する。。
次へ
を選択
はい、秘密キーをエクスポートします
を選択
次へ
を選択
今回は パスワード
を入力して 次へ
を選択
エクスポート先のファイル名を入力して 次へ
を選択
完了
を選択
先程、エクスポート先に指定したパスにファイルが作成されるので、このファイルを別のコンピュータに持っていき、インストールすればOK。
インストール後、RDCManでインストールした証明書で暗号化するよう設定すれば。
rdgファイルの使いまわしができますが、パスワード情報はログオンユーザーベースで管理しているほうが個人的にはいいかと思います。