Sysinternals Suite は Sysinternalsで公開されているWindows管理、トラブルシューティング、診断な各種ユーティリティをひとまとめにしているものになり。
こちらが、いつの間にかマイクロソフトストアからも提供されており、ストアアプリとしてインストールできるようになっていました。
本記事ではwinget
を使いマイクロソフトストア版の"Sysinternals Suite"をインストールしてみます。
実行環境
- Windows 10 バージョン 21H2
- winget v1.3.431-preview
winget searchでパッケージを探す
今回、winget
からインストールするためパッケージを下記コマンドで探します。
winget search "Sysinternals Suite"
ソースmsstore
でSysinternals Suite
が見つかりました。
なお表示されているID9P7KNL5RWT25
は、なんだかよくわからない文字列の羅列ですが、マイクロソフトストアのURL中に含まれる文字列が表示されている? ようです。
インストール対象としてこちらのパッケージで間違いないようです。
winget installでパッケージをインストール
Sysinternals Suite
のIDが9P7KNL5RWT25
だったので今回はID指定で下記コマンドのようにインストールしていきます。
winget install -e --id 9P7KNL5RWT25
今回は下記のようにバージョン2.0.1.0
がインストールされました。
またインストールが完了すると各ユーティリティに対してPATHも通っており、アプリ実行エイリアスに登録されていました。
ためしにSysinternals Suite
に含まれている、RDCMan.exe
について確認してみます。
下記画像のように ユーザーディレクトリのAppData\Local\Microsoft\WindowsApps
にPATHが通っていました。
これがどこで管理されているかといえばアプリ実行エイリアス
で有効無効を設定できます。
レジストリ設定をみるとRDCMan.exe
の実体はC:\Program Files\WindowsApps\
配下にインストールされている事がわかります。(マイクロストアアプリ)
総評
マイクロソフトストアからSysinternals Suite
がwinget
で手軽にインストールする事ができました。
普段は必要に応じたユーティリティをマイクロソフトストアからではなく、個別にインストールしていますが、たまには一括で全部インストールして、普段利用しないツールを探してみるのも良いかもしれません。