概要
子供がいると何かとうまくいかないことが多々ある。
私のiPadが息子に奪われYoutube専用端末になってしまった事が発端で、
息子は三度の飯よりもYoutubeが好きになってしまった。
時にはご飯を抜いてでも画面に喰らいつく。
ここまで子供を夢中にさせるYoutuberってすげーんだなと敬意を払いつつも、
さすがにご飯やお風呂そっちのけにされてしまうと、自分も妻もいろいろ困るので、対話での説得を試みたものの失敗してしまった。
相手は子供。伝わらない時は伝わらないのである。
ここでiPadを取り上げてしまうのが一番シンプルな対応なのだが、
泣いて叫んでカオスな感じになるのは目に見えているし、矛先が目の前の的(親、と言うか私)に向いてしまう。
いろいろ悩んだ挙句、ルーター側で対応することにした。
(正直、この情報は技術ネタというには浅すぎるしQiitaに書くべきではないと思っていたが、
ネットワークが分からないという方にこの話をしたところかなり喜ばれたので書くことにした。)
家庭用のルーターで制限かけられるのか
結論から言うとできる。
Amazonでbuffaloの6000円以内で売っているルーターであるが、
特に新機能としてフューチャーされているわけでもないので、
おそらくそれより古い機種でもできるとはず。
もちろんbuffalo以外でも可能だが、ここではbuffalo製の手順で紹介。
ログイン
BuffaloのデフォルトのルーターのURL、ID、パスワードはデフォルトでは以下の通りである。
Wifiに繋いでいる状態で以下のURLを入力
admin
password
制限をかける端末(iPad)のIPaddressを確認する
デバイスコントロールを選択すると簡単にIPを確認する事ができる
制限をかける
IPフィルターの新規追加の欄を入力
上から
動作:拒否
方向:LAN -> Internet
送信元アドレス: 端末のIP(ここでは192.168.11.3)
宛先アドレス:空欄
プロトコル:全て(インターネットに一切繋がらなくなる)
登録完了
補足:Youtubeのみ、Netflixのみ見せなくし、他は見せないする方法
上の例では
宛先アドレス:空欄
を設定したが、制限かけたいIPaddress(レンジ)を全て書くことによって制御可能。
ただし、Youtube,Netflixは巨大サイトなので持っているIPaddress(レンジ)が膨大なのでかなり手間。
https://www.lifewire.com/ip-address-of-youtube-818157
によると
199.223.232.0 - 199.223.239.255
207.223.160.0 - 207.223.175.255
208.65.152.0 - 208.65.155.255
208.117.224.0 - 208.117.255.255
209.85.128.0 - 209.85.255.255
216.58.192.0 - 216.58.223.255
216.239.32.0 - 216.239.63.255
が登録レンジ。一個一個登録する必要がある。
(これが面倒なので、インターネットに出て行く全通信を止めることにした)
動作確認
iPadでYoutube含むインターネットに繋がらなった事を確認
制限解除
最後に
一番理想的なのはルーターで制御することではなく
子供との対話で制御できるのが一番であることは言うまでもない。
もちろんインターネットに接続してストリーミングで見る場合は制御できるが、
プライムビデオやNetflixなどのように一度動画をダウンロードされてしまうと、もうネットワーク経由で制御はできない。
良い家庭環境を。