#GPT-3のヤバさ
GPT-3は、OpenAIが開発している自然言語処理のモデルです。まるで人間のような振る舞いをします。どれくらいヤバいかと言うと、「あまりにも高度な文章が作成できる」危険性が故に、
###GPT-3に関する論文の公開を延期させた
ぐらいです・・・ヤバいですね。
これを使うと、
・文章の続きを自動生成
・チャットで人工知能とお喋り
・自然言語(人間の使う英語とか)からプログラミングコードを書いてくれる
とかの機能を使うことが出来ます!興味そそられますよね!では、始めていきましょう!
#はじめに
OpenAIが開発している言語モデル**「GPT-3」のAPIを用いると、自分でGPT-3を用いたプログラムが使えます。ただ、どのように使用するのか、そもそもAPIキーがどこにあるのか迷ってしまったため共有したいと思います。
※注意点
この情報は2021年12月現在**のものです。今後、変わる可能性があるのでお気を付けください。
#開発環境
Google Colaboratory
#手順
①ネットで「GPT-3 API」と検索→公式サイトに入る
③上の「Examples」を押して、好きな機能を選択。そして「Open in Playground」
④「View Code」をクリック。そして、「developer quickstart」
※表示されているコードをコピーしてGoogle Colaboratoryに貼り付けておいてください。
このPlayground上でも、チャット機能など試せるので遊んでみてください!
⑤自分のAPIキーを取得
⑥Google Colaboratoryで「openai」パッケージをインストール
!pip install openai
※以下のような実行結果が出ることがあります。この時はランタイムを再起動しましょう。
WARNING: The following packages were previously imported in this runtime:
[pandas]
You must restart the runtime in order to use newly installed versions.
⑦表示されていたコードを実行(注意点あり)
import os
import openai
openai.api_key = "自分のAPIキー" #注意点1
start_sequence = "\nAI:"
restart_sequence = "\nHuman: "
response = openai.Completion.create(
engine="davinci",
prompt="The following is a conversation with an AI assistant. The assistant is helpful, creative, clever, and very friendly.\n\nHuman: Hello, who are you?\nAI: I am an AI created by OpenAI. How can I help you today?\nHuman: ",
temperature=0.9,
max_tokens=150,
top_p=1,
frequency_penalty=0,
presence_penalty=0.6,
stop=["\n", " Human:", " AI:"]
)
print(response) #注意点2
・注意点1
サンプルコードでは
openai.api_key = os.getenv("自分のAPIキー")
でしたが、これを実行すると
AuthenticationError: No API key provided. You can set your API key in code using 'openai.api_key = <API-KEY>', or you can set the environment variable OPENAI_API_KEY=<API-KEY>). If your API key is stored in a file, you can point the openai module at it with 'openai.api_key_path = <PATH>'. You can generate API keys in the OpenAI web interface. See https://onboard.openai.com for details, or email support@openai.com if you have any questions.
というエラーが出ます。
openai.api_key = "あなたのAPIキー"
このように「openai.api_key」に直接APIキーを入れるとエラー無く実行出来ます。
・注意点2
OpenAIのサンプルには
print(response)
がありませんでしたが、これが無いと実行結果が表示されません。
実行結果は以下のようになります。
{
"choices": [
{
"finish_reason": "stop",
"index": 0,
"logprobs": null,
"text": "\u00a0What's your name?"
}
],
"created": 1639089642,
"id": "cmpl-4DMNePtdJ4GEYmXH1kdJlC9UtqCHZ",
"model": "davinci:2020-05-03",
"object": "text_completion"
}
**「text」**に続きの文章が生成されています!
#おわりに
少しでも参考になればと思います!