ただの備忘録です。
↑
これ書いとけば雑でも許されそう
超基礎用語の続き
IPアドレス続き
-
IPアドレスの範囲
ネットワークを構築する際は、ネットワークで使うIPアドレスの範囲を決める。IPアド レスはネットワーク部とホスト部に区分けすることで、範囲を表記する。 -
ネットワーク部
(192.168.128.)255、()に囲まれている部分がネットワーク 部、共通部となっている。 自分が使用しているネットワークに通信がくるようにしている。 -
ホスト部
192.168.128.(255)、()に囲まれている部分がホスト部、可変部になっている。 どのデバイスに通信するかを決める。 -
IPアドレスの表記法
IPアドレスの表記には二種類の方法を用いる。-
CIDR表記
IPアドレスの後ろに「/」を書き、その後ろにネットワーク部が先頭から何ビット目までなのかを記載する ※「192.168.128.0/24」のように表記する。これを二進数表記にする「11000000.10101000.10000000.11111111」になり、「11000000.10101000.10000000」 の24ビットがネットワーク部 -
サブネットマスク表記
IPアドレスの後ろに「/」を書き、ネットワーク部分を表すビットと同じ部分を1に、ホスト部を表すビットと同じ部分を0にする。 ※「192.168.128.0/255.255.255.0」のように表記する 。
-
-
IPアドレスとルーティング
インターネットでは、ルーターがIPアドレスの行先を管理しているので、ネットワークとネットワークがIPアドレスを通じて接続することができる(ルーティング)- インターネットゲートウェイ
- インターネットとVPCを繋げる仮想のルーター
- ネットワーク設計で考慮すべきポイント
- プライベートIPアドレス範囲から指定する
VPCの作成について
-
VPCでは仮想のプライベートネットワーク空間を作成するので、プライベートIPアドレスの使用が推奨
-
作成後は変更できないので、大きめに設定する
-
大きさは/28 ~ /16。/16が推奨
-
オンプレミスや他VPCのレンジと重複しないように気を付ける
-
相互接続する可能性がある場合は、重複しないように設計
-
異なるシステムの場合はアカウントを分ける
-
異なるシステムを同一アカウント内にいれると管理が煩雑になる
-
同一システムの各環境は、VPCとアカウントのどちらを分けるか?(本番環境、ステージング環境などがある場合)
- 環境が違う場合、アカウントもVPCも同一のものを使用しない
- VPCを分けると、IAMの設定が一度でよい。反面、各環境のリソースが見えてしまい、事故のもとになる
- アカウントを分けると、他の環境のリソースが見えず、作業しやすい。反面、環境ごとにIAMの設定が必要
サブネット設計のポイント
-
将来的に必要なIPアドレス数を見積もって設定する/24が標準的
-
サブネットの分割は、ルーティングとアベイラビリティゾーンを基準に行う
-
サブネットに割り当てられるルートテーブルは一つ
-
インターネットアクセスの有無、拠点アクセスの有無などのルーティングポリシーに応じて分割する
-
高可用性のために、2つ以上のアベイラビリティゾーンを使用する
やった作業
VPC作成
- 手順
- リージョンを東京に
- 検索欄でVPCを入力して検索し、ページへ移動
- VPCの作成をクリック(デフォルトで作成してあるが基本使わない)
- 名前タグを入力(お好みで)
- CIDRを入力(今回は10.0.0.0/16とする)
- CIDRブロックとテナンシーはお好みでチェック
- VPC作成
- サブネット作成
- 手順
- VPC画面左側のメニューからサブネットを選択(デフォルトは使用しない)
- サブネットを作成
- 作成したVPCを選択する
- サブネット名を入力
- アベイラビリティーゾーン選択(お好み)
- subnet CIDR blockを入力(今回は10.0.10.0/24にする)
- サブネット作成
- 同じ要領でprivate subnetも作成する(CIDRは10.0.20.0/24にする)
ルーティングの設定
- 手順
-
インターネットゲートウェイを作成する
- VPC画面左側のメニューからインターネットゲートウェイを選択
- 名前タグを入力して、インターネットゲートウェイの作成をクリック
- インターネットゲートウェイの一覧画面へ行き作成したものを選択
- 画面上にあるアクションからVPCにアタッチを選択
- 自分で作成したVPCを選択してアタッチする
-
ルートテーブルを作成する
- メニューからルートテーブルを選択
- 名前を入力
- 自分で作成したVPCを選択
- ルートテーブルを作成
- ルートテーブル一覧画面へ行き、作成したものを選択
- サブネットの関連付けを選択し、編集をクリック
- 作成したパブリックサブネットの方を選択し、関連付け
-
デフォルトルートをインターネットゲートウェイに設定する
- ルートテーブル一覧画面へ行き、作成したものを選択
- ルートタブを選択し、ルートを編集をクリック
- ルートの追加をクリック
- 送信先を0.0.0.0/0にする
- ターゲットをインターネットゲートウェイにする
- 作成したインターネットゲートウェイを選択する
- 変更を保存
-
今回は以上!
記事を読んでくださった方は、是非弊社開発課のXもフォローしてください(人>ω•*)