Tello ドローンの操作とプログラミング

はじめに

DJIのTelloドローンは、初心者でも簡単に操作できるコンパクトで多機能なドローンです。この記事では、Telloドローンの基本的な操作をPythonを使用して説明します。

ライブラリのインストール

まず、Telloドローンをプログラムで操作するために必要な**djitellopy**ライブラリをインストールします。

# コマンドラインで実行
pip install djitellopy

Telloオブジェクトの初期化と接続

Telloドローンとの通信を開始するために、必要なライブラリをインポートし、Telloオブジェクトを初期化します。

import time
import cv2
from djitellopy import Tello

tello = Tello()
tello.connect()

基本操作

Telloドローンの基本操作はシンプルです。離陸から着陸までの一連の流れをコードで実行できます。

# 離陸
tello.takeoff()
time.sleep(5)

# 着陸
tello.land()

time.sleep() 関数は、連続した動作の間にドローンが一定時間待機するように設定します。

一回転と写真撮影

Telloドローンは、回転や写真撮影などの高度な操作もサポートしています。

一回転

ドローンを360度回転させるには、以下のようにコマンドを実行します。

# 反時計回りに360度回転
tello.rotate_counter_clockwise(360)
time.sleep(5)

写真撮影

Telloのカメラを使用して写真を撮るには、カメラのストリームを開始し、フレームを取得して保存します。

pythonCopy code
# ストリームを開始
tello.streamon()
frame_read = tello.get_frame_read()

# 画像を保存
cv2.imwrite("picture.png", frame_read.frame)
time.sleep(5)

# ストリームを終了
tello.streamoff()

実行コマンド

これらのスクリプトをPythonファイルに保存し、以下のコマンドで実行します。

python tello_script.py

まとめ

Telloドローンは、簡単な操作から高度な機能まで、多様な用途に使える素晴らしいツールです。プログラミングを通じて、これらの操作を自在に行うことができます。安全な場所での操作を心がけ、ドローン飛行の規則を遵守してください。楽しいドローンライフをお楽しみください！