🚩ルーティングプロトコル
・RIP(Routing Information Protocol)
・OSPF(Open Shortest Path First)
・EIGRP(Enhanced Interior Gateway Routing Protocol)
・BGP(Border Gateway Protocol)
・IS-IS(Intermediate System to Intermediate System)
CCNAの試験で出るのは残念ながらOSPFだけ!
簡単な特徴や比較ぐらいは理解しておく!それくらいは問われる
今回はOSPFについて!
🚩OSPF
特徴
・さまざまなメーカーのルータで使用可能
・リンクステート型のプロトコル
・ルーティングプロトコルのトラフィック量を軽減
・コンバージェンスが速い
・VLSM対応
・ネットワークを階層化できる
・メトリックとしてコストを使用する
・ルーティング認証をサポートしてる
OSPFはリンクステート型に分類されるルーティングプロトコル!
ディスタンスベクタ型のルーティングプロトコル(RIP)はルーティングテーブルの情報をルータ間で交換しますが、リンクステート型のルーティングプロトコルは各ルータのIPアドレスなどのインターフェイスの情報(リンクステート)を交換します。
この交換する情報を LSA(Link State Advertisement)といい、ネットワーク内のOSPFが動作している他のルータに通知する。
OSPFでは、各ルータがネットワークのトポロジを記録した LSDB(Link State DateBase)と呼ばれるデータベースを持っている。
各ルータから収集したLSAはこのDBに格納され各ルータで同一の内容になる!
OSPFでは、トポロジ内の各ルータはルータIDによって識別される!
LSDBを元にSPFアルゴリズムを使用してSPFツリーという最短経路ツリーを作成して最短経路をルーティングテーブルに登録する!
ディスタンスベクタ型と異なり、隣接ルータの生存確認のためにHelloパケットだけを送信するため、トラフィック量を軽減することができる!
各ルータがSPFツリーから最短けいろをルーティングテーブルに登録しているため、変更があっても各ルータが変更箇所を認識してそれぞれで経路の再計算を行うため、隣から隣に定期的にルーティングアップデータを送って変更を伝えるディスタンスベクタ型日比べて、高速コンバージェンスが可能になる!
ただ各ルータがデータベースを持ち、そこから計算を行うため、メモリやCPUへの負担がRIPより大きくなるというデメリットがあります。
次回は、OSPFのネイバー登録の条件とマルチアクセスの場合の挙動についてアウトプットします!!