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RetailAI AdventurersAdvent Calendar 2023

Day 17

Amper で Kotlin 始めてみた

Last updated at Posted at 2023-12-16

はじめに

これはRetailAI Adventurers Advent Calendar 2023の 17日目 の記事です。

昨日の記事は @caique_almeidaさんの「MVVM architecture (Model-View-ViewModel)」です。

業務の中で Kotlin を触れる機会がありましたので、今回は最新の Kotlin の技術について紹介します。

Kotlin とは

JVM、Android、ブラウザ用の静的型付きプログラミング言語です。
Java仮想マシン上で動作するため、Javaで書かれたプログラムと同程度に速くコンパイルされ同程度に速く動作します。
Javaに比べシンプルなコードなため、圧倒的に書きやすいです。

簡単にいうと、Javaの進化形!です。

Amper とは

Amper とはプロジェクトを構成するためのツールです。

「Kotlin はビルドシステムが複雑で扱いにくい!」というイメージを無くすため、開発されているようです。そのため、Amper を活用すれば、将来的にはソースコードの階層が見やすくなると考えられます。

2023年現在も開発中です。

Amper を使う理由

マニフェストファイルであるmodule.yamlファイル(Javaでいう.jarファイル)に、

# Produce a JVM application 
product: jvm/app

こちらのコードを書くだけで、 Kotlin と Java のツールチェーン、テストフレームワーク、およびその他の必要な機能は初期状態で構成済みになり、そのまま使用できます。 ビルド、実行、テストの記述と実行などができるようになります。

「簡単!見やすい!」が Amper の良さです。

環境作成

  1. Toolbox Appのダウンロード

    有料版もありますが、今回は無料版を使います。

    JetBrains Toolbox App


  2. Fleetのインストール

    Toolboxから、Fleetのインストールをします。



  3. プロジェクト作成

    git cloneで、テンプレートを利用します。

    ①[Cloue from Git]に遷移

    ②Soure URLにhttps://github.com/JetBrains/amperを入れる

    ③[Clone]を押す



  4. 完成!

    このような画面になったら完成です。

    buildなどで多少は時間がかかります。

Hello, world !

amper/example/jvm-hello-world/src/main.ktにあるコードを確認しましょう。

fun main() {
    println("Hello, World!")
}
  1. ▶️を押して、実行!

    ターミナル上にHello, World!が出ました。

    !


  2. World を Kotlin に変えてみると…

    Hello, Kotlin!に変わりました。


これでKotlinを動かす環境は確認できました。

あとはフォルダを整理して、自分が作りたいコードを作成しましょう。

注意点

環境について

最新の JDK 17 以降をインストールする必要があります。

▶️ マークが表示されなければ、設定が足りていない可能性が高いため、ターミナルに出力されるエラー文から足りない環境を設定してください。

Amper について

Fleet・Amper は現在(2023年12月17日)も開発中で、gradleフォルダが無くなるなどソースコードが急激に変わる可能性があります。

業務利用は抑えて、自分の学習の範疇で利用することをおすすめします。

参考資料

Git Hub

JetBrains/amper README.md

JetBrains/amper Setup.md

blog

最後に

明日は、同じ新入社員の @urakawa_jinsei さんの記事です!

お楽しみに!!

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