どんな問題?
Windows11のセキュリティ更新プログラム 「KB5063878」「KB5062660」 を適用したPCのSSDが認識不能になり、場合によってはデータ破損やSSD自体が故障してしまう不具合が一部で報告されています。
SSDの使用率が60%、かつ約50GB以上を継続的に書き込むと不具合が発生する可能性があるとのこと。1
対策
他人事だと思っていましたが、XでSSD故障によりデータが吹っ飛んでしまった方を見かけて怖くなったので対策していきます。
50GB以上書き込むことはそうそうないですが、ゲームのアップデートなどが入ったらありえるので
1.セキュリティ更新プログラムのアンインストール
設定 > Windows Update >更新の履歴 > 更新プログラムをアンインストールする
ありましたね。これをアンインストールします。
完了後、再起動を求められます。
2.更新の一時停止
設定 > Windows Update
最大5週間、更新を停止することができます。止めないと勝手に更新プログラムがダウンロードされるので注意。
不具合の原因は?
2025/08/30時点では調査中のようですが、ネット上ではPhison等のコントローラの挙動とWindowsカーネル側のI/O処理が衝突している可能性が指摘されています。
一方でPhison側は不具合の再現はできず、顧客からも報告は受けていないと否定。
(Phison、SSD破損問題を完全否定:4500時間テストで「再現不能」と発表)
Phisonの信用を失墜させようとする勢力による偽造工作の可能性があるとのこと。現時点では真相は不明です。
最後に
発生確率はかなり低いですが、発生の条件や原因の詳細が不明であり、またSSDが破壊される極めて重大な問題であるためとりあえず対策しておくことをおすすめします。
対策後も重要データのバックアップは万が一に備えて日ごろからとりましょう!