個人での開発をWindows→CentOSへ変更した際、仮想環境でのサーバーの立ち上げとWindows(ローカル)でのサーバーの立ち上げ方の理解があやふやで若干苦労したので、Vagrantを使用してのDjangoでのWebサーバー立ち上げプロセス手順を簡単に記しておく。
通常のrunserver
仮想環境上でdjangoのWebサーバーを立ち上げる際、以下のコマンドを使用すると思う。
python manage.py runserver
この場合、デフォルトで127.0.0.1:8000 が立ち上がることになる。
ローカルpc上での開発であれば大丈夫だが、仮想環境上であれば仮想環境内だけで環境が閉じてしまうことになるため、これだけだとWebブラウザからアクセスすることはできない。
127.0.0.1は、自身のマシン内で処理するものなので代わりに0.0.0.0:8000として指定してあげる。
vagrantfileの設定
以下の一行をvagrantfileへ記述する必要がある。
config.vm.network "forwarded_port", guest: 8000, host: 8080
ローカルのブラウザで 127.0.0.1:8080 と打つ → 仮想環境の 8000番ポートにアクセスしますよ、という意味となる。
上記の記述を記載し、保存後、vagrantを起動し直してあげる。
# vagrantfileのディレクト内で実行する
# 起動
vagrant up
# 停止
vagrant halt
vagrant再起動後、再び以下のコマンドでDjangoを起動させる。
python manage.py runserver 0.0.0.0:8000
サーバーを立ち上げた後、ローカルPCからWebブラウザへ「127.0.0.1:8080」でアクセスする。