組合せテストの技法: ペアワイズ法(オールペア法)についてはググれば山ほどありますが、
サクっと読んでサクっと理解できるように、
情報を極力絞って書いたドキュメントです。
なのでざっくりの説明しか書きません
Presented by 【TEST-HACK | 3分で理解するIT/テスト技術】
ペアワイズ法とは
ググって出てきたものをそのままコピペすると
ソフトウェアのバグの多くが1つまたは2つの因子の組み合わせによって発生している という事実に基づいてテストケースを作成する方法です。
例えば、、、
Tシャツを販売しているECサイトで
「色々なTシャツのパターンでテストしたい!(= 組み合わせテスト) 」
「でも全部のパターンを網羅的にテストするのはテストケースが多くなってテスト工数がかかって大変!」
「でもバグは出したくない!」
というような場合に
組み合わせテストケース数を絞ってテストする組み合わせ手法の一つです。
ペアワイズ法(オールペア法)を理解するには、まず「因子」と「水準」という言葉に意味を理解する必要があります。
先ほどの
Tシャツを販売しているECサイト
を例にして、以下のような仕様があったとします。
- サイズは S/M/L 3つのタイプがある
- カラーは RED / BLACK / WHITE / BLUE 4つのタイプがある
- 価格帯は 1000円のものと3000円のものGある
このような形になります。
この「色々な」パターンの組み合わせを全網羅してテストしようとすると
全部で24パターンあります。
もちろんこれを全てテストする。という場合もありますが、
時間は有限です。なるべくポイントを絞ってテストがしたい。
その場合、前述した原則を思い出してください。
ソフトウェアのバグの多くが1つまたは2つの因子の組み合わせによって発生している
この原則を基にし、2因子間の組み合わせだけは全て網羅しましょう。
という考え方を基に組み合わせ数を絞る手法がペアワイズ法(オールペア法)です。
2因子間を網羅した組み合わせは以下になります。
全網羅の場合、24組み合わせでしたが、
12組み合わせに減りました。
ではそれをどうやって作るか?
ではペヤワイズ法の組み合わせをどうやって作るか???
です。
ツール使ってください。
世の中にはペアワイズ法(オールペア法)の組み合わせを作るツールがいっぱいあります。
無料です。
有名なのでは
- PictMaster
とか、、、ダウンロード先も、使い方もググると一発なので、、詳細は省きます。
3分で理解するシリーズ
【TEST-HACK | 3分で理解するIT/テスト技術】
【Page Object Model (POM)を使った自動テストについて3分で理解する】