Salesforceの数値項目は小数点の位置を変更できます。
そこでの疑問は…
Q. 小数点削ったらどうなる?
例:
100.50(小数点の位置が2
↓
100(小数点の位置が0
こうなる?
A. 表示が丸められてるだけでした(裏では残ってる)
実際の挙動を確認してみましょう。
🧪 パターン①:123.45 → 小数点0桁
- 表示:
123
(←小数点なしで表示される) - 実体:
123.45
のまま - 編集画面に戻すと... →
123.45
がそのまま出てくる
🧪 パターン②:123.50 → 小数点0桁
- 表示:
124
(←四捨五入されて見える) - 実体:
123.50
のまま - 編集画面に戻すと... → やっぱり
123.50
🧠 結論
「見た目」と「中身」は違う!
- 表示上は小数点以下が丸められる(四捨五入 or 切り捨て)
- でも裏で保持してる値は変わらない
- 編集画面や開発者コンソールでアクセスすると、元の小数点ありの値が返ってくる
📝 補足
SalesforceのようなCRMでは、「数値型(Number)」の設定で小数点の桁数を指定できますが、保存時に小数点以下が消えるわけではなく、あくまで表示上の話です。
「丸められてると思って安心してると、裏では違う値が残ってる」という落とし穴。
🔍 まとめ
入力値 | 小数点0桁の表示 | 編集画面 | 実体 |
---|---|---|---|
123.45 | 123 | 123.45 | 123.45 |
123.50 | 124 | 123.50 | 123.50 |
100.99 | 101 | 100.99 | 100.99 |