本番環境と差異が無いか確認する
他の技術者の方のモジュールを上書きし、無駄な工数を避ける。
GitHubと連携すれば差異は確認可能。
技術者それぞれに開発環境を用意し、操作しているモジュールを共有する。
開発環境をそれぞれに用意できない場合は特に、操作しているモジュールを共有する。
リリース後、バグ対応などの可能性を検討し、休憩やリリースの時間を確認する
午前中リリース→昼休憩→エラーメール山盛りを避ける。
定時間際リリース→バグ発生→深夜残業を避ける。
朝一やお昼休憩後が望ましい。
ApexやVFのリリース時、本番環境でセキュリティが有効になっているか確認する
運用・保守案件でプロファイルをお客様にて操作している場合、プロファイルとモジュールを一緒にリリースできないので、モジュールのみリリースした場合、本番環境にてセキュリティのチェックをする。
モジュールの更新は大丈夫だが、新規作成した時は有効になっていない。
データ作成、更新系のモジュールをリリース時、本番環境のレコードを更新した方がいいか確認する
例えばレコードを更新した際に条件を満たした場合、項目の値をTrueにする。などの処理を追加した場合、リリース後、レコード操作を行わないと整合性が合わない。
データローダでレコードのバックアップを取得し、本番環境用のコードを用意し、開発者コンソールから実行する。
リリース前報告フォーマット
(GitHubのissueリンクなど)
上記について本番リリースを開始します。
※〇〇さんレビュー済
成果物は添付の〇〇件です。(キャプチャを貼る)
<リリース後の対応>
・新規コードのセキュリティを有効にする
・URLなどの固定テキストを本番用に切り替える
・入力規則の有効化を確認する
<バグ時の対応>
・Apexトリガを止める。
・ルールを無効化する。
<レコード調整>
・リリースする処理によって既存レコードを調整する必要がある
・既存データを更新する場合、入力規則、重複ルールを考える。無効化することも視野に入れる。
リリース後報告フォーマット
(GitHubのissueリンクなど)
上記について本番リリース完了しました。
下記、〇〇件対応後、完了とします。
・GitHubならマージなど
・仕様を書いたりなど
リンク
- オブジェクトに追加した項目の項目レベルセキュリティが設定されていない!
- 選択リスト項目に値を追加したのに選択リストに出てこない!
- ホーム画面に設定していたカスタムロゴが標準のSalesforceのロゴに変わってしまった!
- トランスレーションワークベンチで変更したラベル名が移行されない!
- 変更セットにコンポーネントを追加しすぎてViewStateエラーが発生してしまった!
- 運用組織の方がバージョンが低くて、変更セットのリリースが失敗した!
- 運用組織へのリリース時の全テストコード実行でテストコードが失敗しリリースできない!
- レポートを変更セットを使ってリリースする場合の落とし穴
- プロファイルを含んだ変更セット
- 参照関係、主従関係、自動採番型のデータ型変更
Salesforce: プロファイルのリリースで気をつけたいこと
- 変更セットでリリースする際は、プロファイル別にアクセス権が付与できるコンポーネントと一緒に変更セットを作成する
- サイトプロファイルのリリース
- 変更セットのプロファイルリリース時に、ログイン IP アドレスの制限もリリースされる