はじめに
この記事では、Salesforce CMSワークスペースとは何か?どう使うのか? を初心者向けにわかりやすくまとめます。
CMSワークスペースとは?
CMSワークスペースは、Salesforce内で以下のようなコンテンツを一元管理できる仕組みです。
- 画像、テキスト、お知らせなどの「CMSコンテンツ」を作成・公開できる
- 複数の「コレクション」に分けて整理・表示できる
- Experience Cloud サイトに連携して、コンテンツを出し分け表示できる
イメージ
[CMSワークスペース]
├─ コンテンツ(画像・お知らせなど)
├─ コレクション(表示セット)
└─ チャネル(どのサイトで使うか)
ワークスペースの作成手順
✅ Step 1:Salesforce CMSを有効化
Salesforce 設定画面で「Salesforce CMS」を検索
✅ Step 2:CMSワークスペース作成
Salesforce アプリケーションランチャーで「CMS ワークスペース」を検索
ここからあとはCMS ワークスペースを作成します。
CMSコレクションを使う方法
- CMSワークスペース内で「コンテンツ」を追加(画像や記事など)
- 「コレクション」タブで、任意のコレクションを作成し、コンテンツを追加
- Experience Builder で「CMS コレクション」コンポーネントを配置
- 作成したコレクションを選択
まとめ
用語 | 意味 |
---|---|
CMSワークスペース | コンテンツの作業スペース(土台) |
コレクション | 表示セット(1つのまとまり) |
チャネル | どのExperience Siteに表示するか |
CMSワークスペースがきちんと設定されていないと、エラーや表示されない原因になります。
まずは本番と同じ構成にすることで、Sandboxの不具合も解消できることが多いです。
おまけ:CMSを使わずに画像を表示したい場合
- 静的リソース(Static Resource)
- ファイル(Documentオブジェクト or ContentDocument)
用途に応じて、CMSを使う or 使わないを使い分けてみてください!