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Azure FunctionsでLINE Bot作成

Last updated at Posted at 2021-09-05

#はじめに
本記事は、Microsoft AzureのAzure Bot Serviceを利用した、画像認識の方法を記載しています。
※2021年9月時点での手順です(クラウドサービスのため変更されている可能性あり)

#前提

  • LINEアカウントを持っていること
    • 通常のLINEを利用できるもの
    • もしLINEを使っていない場合は、アカウントの作成が必要
  • Azureアカウントを持っていること
    • もしアカウントを持っていない場合は、こちらからアカウント登録

#準備手順
##LINE Messaging API
###LINE Developersにログイン
こちらからLINE Developersサイトを開きます。
LINE Developersサイトの右上の「ログイン」ボタン(下記画像の赤枠部分)をクリックします。
LINEDevelopers.png
「ログイン方法選択」画面に遷移します。
そして、「LINEアカウントでログイン」ボタン(下記画像の赤枠部分)をクリックします。
LINEDevelopers.png
LINEアカウントで設定しているメールアドレスとパスワードを入力するか、もしくはQRコードログインを使用してLINEアカウントでログインしてください。
LINEDevelopersログイン.png

###LINE Messaging API channelの作成
Providersの横の「Create」ボタン(下記画像の赤枠部分)をクリックします。
Provider.png
「Provider name」を入力し、「Create」ボタン(下記画像の赤枠部分)をクリックします。
CreateProvider.png
「Channels」タブを選択します。
Channels.png
「Create a Messaging API channel」(下記画像の赤枠部分)を選択します。
CreateMessagingAPIChannel.png
下記画像の「Create a channel」ページに遷移し、次の必須項目を入力する。

  • Channel name:チャンネル名
  • Channel description:チャンネル概要
  • Category:LINE Botの利用種類
  • Subcategory:Categoryを細分化したもの

CreateChannel.png
2つの利用規約を確認し、同意してチェックします。
そして、「Create」ボタン(下記画像の赤枠部分)をクリックします。
ChannelCreate.png
内容を確認し「OK」ボタン(下記画像の赤枠部分)をクリックします。
CreateChannel.png
内容を確認し「同意する」ボタン(下記画像の赤枠部分)をクリックします。
CreateChannelAgree.png
「Basic setting」タブを選択し、次の項目を設定します。

  • Channel Secret:再発行(後に使用するため、メモ帳にコピー)

BasicSetting.png
「Messaging API setting」タブを選択し、次の項目を設定します。

  • QRコード:スマホで読み込んで友達登録
  • Webhook URL:後ほどAzure Functionsで取得するURL
  • Use webhook:オン
  • Auto-reply messages:応答メッセージをオフ
  • アクセストークン:後に使用するため、メモ帳にコピー
    MessagingAPISetting.png

##Azure Functions
###Azure Portalにログイン
こちらから「Azure アカウントの管理」ページ(下記画像)を開きます。
左の「ポータルに移動」ボタン(下記画像の赤枠部分)をクリックします。
account.png
アカウント情報
portal.png

###Azure Functionsの作成
上の検索窓から「関数アプリ」と検索し、「サービス」欄から「関数アプリ」を選択します。
search.png
「関数アプリ」画面(下記画像)が開かれます。
上の「作成」ボタン(下記画像の赤枠部分)をクリックします。
AppliedAIService.png

以下の項目を入力して、「確認および作成」ボタン(下記画像の赤枠部分)をクリックします。

  • サブスクリプション:任意(今回は、「Azure for Students」)

  • リソースグループ:任意(今回は、「botservicetest」)

  • 関数アプリ名::任意(今回は、「botservicetest-1」)

  • 公開:任意(今回は、「コード」)

  • ランタイムスタック:任意(今回は、「Node.js」)

  • バージョン:任意(今回は、「14 LTS」)

  • 地域:任意(今回は、「Japan East」)
    CreateAzureFunctions1.png
    「作成」ボタン(下記画像の赤枠部分)をクリックします。
    CreateAzureFunctions2.png
    デプロイが完了するのを待ちます。
    完了したら、「リソースに移動」ボタン(下記画像の赤枠部分)をクリックします。
    deploy.png
    左の「開発ツール」枠から「コンソール」を選択します。
    npm install @line/bot-sdkと入力し、LINE Bot SDKをインストールします。
    console.png
    左の「関数」枠から「関数」を選択し、「作成」ボタン(下記画像の赤枠部分)をクリックします。
    createFunctions1.png
    以下の項目を入力して、「作成」ボタン(下記画像の赤枠部分)をクリックします。

  • 開発環境:任意(今回は、「ポータルでの開発」)

  • テンプレートの選択:HTTP trigger

  • 新しい関数:任意(今回は、「LINE-Bot-Test」)

  • Authorization level:Function
    createFunctions2.png
    左の「Developer」枠から「コードとテスト」を選択します。
    code1.png
    下記コードを記載します。
    LINE Messaging API channelの作成で発行した「チャンネルシークレット」と「チャンネルアクセストークン」を<YOUR_TOKEN><YOUR_SECRET>に入力します。

index.js
const line = require('@line/bot-sdk');

const config = {
    channelAccessToken: '<YOUR_TOKEN>',
    channelSecret:  '<YOUR_SECRET>',
};

const client = new line.Client(config);

module.exports = async function (context, req) {
    context.log('JavaScript HTTP trigger function processed a request.');

    if (req.query.message || (req.body && req.body.events)) {
        if (req.body && req.body.events[0]) {
            message = {
                type: "text",
                text: req.body.events[0].message.text
            }
            console.log(message);
            if (req.body.events[0].replyToken) {
                client.replyMessage(req.body.events[0].replyToken, message);
            }
        }
        else {
            context.res = {
                status: 200,
                body: req.query.message
            };
        }
    }
    else {
        context.res = {
            status: 200,
            body: "Please check the query string in the request body"
        };
    };
};

記載したら、「保存」ボタン(下記画像の赤枠部分)をクリックします。
code2.png
「関数のURLの取得」ボタン(下記画像の赤枠部分)をクリックし、取得したURLを作成した「LINE Messaging API channel」のwebhook URLに登録します。
code3.png
その後、LINEにメッセージを送ると、オウム返しBotが完成したことを確認できます。
LINE.png

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