#基礎知識
##変数の基本的な考え方
変数とは、特定の名前をつけて、それに該当するデータを入れる箱。中に入るデータはコードによって入れ替わる。
値とは、変数の箱に入れるデータ。
##変数の命名
- 推奨
- 英単語を用いる
- number
- 2語以上の場合は、2語目以降の単語の1文字目を大文字にする
- companyName
- 英単語を用いる
- 禁止
- 数字で始まる
- 1number
- 数字で始まる
- 非推奨
- ローマ字を使用する
- kaisyamei
- 日本語を使用する
- 会社名
- ローマ字を使用する
##変数に関する記法
###変数を定義する
変数を定義するには let を使用する。
let 変数名 = 値;
例
let name = "高橋";
###変数を出力する
特定の値が変数に代入されている状態で、変数を出力すると、その時に変数に代入されている値を出力できる。
変数を使用する際には、クォーテーションでは囲わない。(囲うと文字列だと認識されてしまう)
例
console.log(name);
###変数を文字列や数値として使う
また変数は、文字列や数値と同じく、計算や連結に使用ができる。
例
console.log(name + "くん");
let number = 8;
console.log(number + 4);
###定義済みの変数に値を代入する
定義済みの変数の値を変更したい際には、letは使用せずに、「変数名 = 値」で値を変更できる。
その際に、元々格納されていた値に上書きされて新しい値が代入される。
例
name = "江原";
###定義済みの変数の値を基準に変更を加える
定義済みの変数の値(例.数値の3)に、5を加えた数字を変数に格納したい場合は、「変数 = 変数 +5」をという書き方をする。
例
number = number + 5;
またこれには省略した書き方存在する。
number = number + 5;
=> number += 5;
number = number - 5;
=> number -= 5;
##定数の基本的な考え方
変数と同じような使い方をするが、定数は「一度定めた値を変更できない」という性質を持つ。
※変更を行おうとすると、エラーが発生する。
変更が必要がないデータに対して、意図せず変更を加えてしまうことを防止する効果がある。
##定数の命名
定数を定義する際には「const 変数名 = 値」を使用する。
const name = "会社名";
##テンプレートリテラルについて
文字列や定数の連結に「+」を使用する方法もあるが、テンプレートリテラルを使用すると、文字列の中に定数や変数を埋め込むことができるようになる。
書き方は ${変数or定数} を使用する。
※この際に「``(バッククォーテーション)」で文字列を囲うことに注意する。
let language = "英語";
let yearLearn = "8";
console.log(`僕は${language}を${yearLearn}年勉強しています。`);
##条件分岐について
条件分岐とは「ある条件が成り立つ時に、ある処理を行う」という分岐のこと。
条件分岐のある処理を行うには、if文を使用する。
if文は、条件をまず書き、それが成り立つ場合の処理を{}の中に記述する。
let number = 10;
if(条件を書く){
console.log("numberは5より大きいです");
}
条件を書くと
if(number > 5){
console.log("numberは5より大きいです");
}
#記法
##コンソールに文字を出力する
console.log("Hello World");
console.log("3 + 1"); // 「'」 「"」で囲うことで文字列として出力できる
##数値を計算する
足す:
console.log(8 + 2);
引く:
console.log(3 - 1);
かける:
console.log(9 / 3);
割る:
console.log(2 * 4);
割って余りを求める:
console.log(7 % 2);
##文字列を結合させる
console.log("東京都" + "練馬区");
console.log("20" + "21");
##変数に値をいれる(代入する)
let 変数名 = 値