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Qiita で Markdown を練習しよう

Last updated at Posted at 2021-07-05

はじめに

なんとしても、社内に Markdown 記法を広めたい

VSCode とか Atom とかのエディタをわざわざ入れるのも面倒だろうし

誰でも気軽に Markdown の練習ができる環境がないものだろうか、、、

あ、ここ Qiita がそうでした

Qiita で Markdown を書こう

Qiita を Markdown の練習に使うメリット

  • 特別なツール・環境が不要

    ブラウザさえあればOK

    これなら面倒なことはありません

  • 無料で使える

    個人で使う分には無料で使えます

    GitHub アカウントでサインインできるので、社内の人ならすぐに使い始められます

    スクリーンショット 2021-07-02 13.57.25.png

  • リアルタイムにプレビューを並べて表示してくれる

    右上の 投稿する -> 記事 で投稿画面に遷移します

    スクリーンショット 2021-07-02 13.54.19.png

    投稿画面では、左側に Markdown を書くと右側にプレビューをリアルタイムで表示してくれます

    画像もドラッグ&ドロップで簡単に挿入できます

    まだ投稿したくない場合は右下を 下書き保存 に変更しておきましょう

    スクリーンショット 2021-07-02 13.44.47.png

  • Qiita 仲間を増やすことができる

    これが真の目的だったりします

    みんな、記事を書きましょう

チートシート

色々な人が色々なところで書いていますが、練習用に記載します

Qiita 用ではなく、一般的な Markdown 記法に則っています

見出し

文章の章立て毎に見出しを記載します

ツリー状であっても見出しは全てを通して一意でなければなりません

ちなみに、 Qiita では記事タイトルが # 一つの見出しに相当するため、本文内は ## レベルから記載します(他の Markdown 拡張でも同じようなことが多いです)

# 大タイトル

## 中見出し1

### 小見出し1 − 1

## 中見出し2

### 小見出し2 − 1

### 小見出し2 − 2

リスト

番号なしリスト

- を行頭に書くことでリストになります

+* でもリストにできますが、同じ階層では記号を統一しましょう

- Item 1
  * Sub 1
  * Sub 2
- Item 2
  • Item 1
    • Sub 1
    • Sub 2
  • Item 2

番号付きリスト

1.2. を行頭に書くことで番号付きリストになります

1. の次のリスト行頭を 1. にすると、 表示時に自動的に 2. に変換してくれます

しかし、プレーンテキストで見ると 1. のままで混乱しやすいため、順番通りの番号で記載するのが好ましいです

1. Item 1
2. Item 2
  1. Item 1
  2. Item 2

装飾

斜体

_ (アンダースコア1個) で囲むと斜体になります

_Hello_

Hello

太字

__ (アンダースコア2個) で囲むと太字になります

__Hello__

Hello

取り消し

~~ (チルダ2個) で囲むと取り消し線を引きます

~~Hello~~

Hello

引用

行頭に > を付けると引用になります

> Hello

Hello

水平線

--- で水平線を引くことができます

---

改行

通常の Markdown では、 1 回の改行は表示上では改行されません

表示上で改行させたい場合、 2 回改行(つまり、空白行を挿入)します

他の方法(行末スペースや br タグ)もありますが、見えないものや HTML タグを使ってしまうので、どちらも好ましくない書き方です

長い行をプレーンテキスト上だけで折り返したい場合、1 回だけ改行すればOKです

Qiita では 1 回の改行で見た目上も改行してくれますが、 2 回改行に慣れておきましょう

これでは改行
しない

ここで改行

ここから次行

リンク

外部リンク

  • リンクを貼りたい文言を [] で囲む
  • 必要であれば(文言が長いなど)、後ろに [別名] を付ける
  • ドキュメントの最下部にまとめて [別名]: リンク先URL の形式で全てのリンクを記載する

文言の直後に (リンク先URL) と記載することでもリンクになりますが、外部リンクが把握しづらくなるため、全てまとめて最下部に記載します

公式サイトは[こちら][google]

...

- [Google][google]
- [Yahoo]

...

[google]: https://google.co.jp/
[yahoo]: https://www.yahoo.co.jp/

公式サイトはこちら

...

...

文書内リンク

文書内の見出しにリンクする場合、 [文言](#見出し) でリンクができます

目次などはこの記法で記載します

英字の大文字は小文字にします

見出しにスペースが含まれる場合、スペースを - に変換します

- [はじめに](#はじめに)
- [Qiita で Markdown を書こう](#qiita-で-markdown-を書こう)

相対リンク

GitHub などで同一リポジトリー内にリンクを貼る場合、相対パスでのリンクが可能です

見出しへのリンクは #見出し を末尾につけます

- [設定方法][aws]([環境変数][env]の設定のみ)

[aws]: ../aws/README.md#proxy-設定
[env]: ../common/Proxy.md

注釈

文末に [^注釈] とすることで、文の右上に注釈へのリンクを貼ることができます

Hello[^1]

[^1]: こんにちは

Hello1

コード

インラインコード

短いコードを文章内に記載する場合、 ` (バッククォート)で囲みます

パッケージのインストールコマンドは `npm install <パッケージ名>` である

パッケージのインストールコマンドは npm install <パッケージ名> である

ブロックコード

コードを文章の外に例示する場合などは ``` (バッククォート3個) でコードの前後行を囲みます

先頭の ``` の後には言語を記載してください

```python
print("Hello")
```
print("Hello")

画像

![画像表示エラーの場合に代わりに表示するテキスト](画像のURL) で記載します

画像の URL は相対パスで指定可能です

表示時に正しく改行させるため、必ず 1 行空けて記載しましょう

gif を貼れば動画で例示することもできます(mp4 などの動画ファイルは貼れません)

![スクリーンショット 2021-07-02 13.44.47.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/1485835/52b0eca9-7c51-1055-9c59-c903d771328b.png)
![エラー画像](error.png)

スクリーンショット 2021-07-02 13.44.47.png
エラー画像

テーブル

| で各列を囲むことで、テーブルを表現できます

2 行目でセル内の位置を指定します

| 左寄せ | 中央寄せ | 右寄せ |
| :----- | :------: | -----: |
| Hello  |  Hello   |  Hello |
| Bye    |   Bye    |    Bye |
左寄せ 中央寄せ 右寄せ
Hello Hello Hello
Bye Bye Bye

綺麗に書くために

静的解析ツール、いわゆる Linter を使うことで、最低限のルールを守れるようになります

単なる文法エラーだけでなく、 1 行が長すぎる、無駄な空白行がある、など可読性が低くなるものも排除してくれます

Markdown の静的解析ツールは markdownlint です

こればかりは Qiita で動かすことができません

一番簡単に使う方法は、 VSCode だと思います

VSCode をインストールして、 markdownlint の拡張機能を追加します

Markdown ファイルを書いているとき、悪い書き方をしていれば、下線で警告してくれます

警告箇所にマウスポインタを合わせれば、どう悪いのか教えてくれます(英語ですが)

スクリーンショット 2021-07-02 17.51.18.png

また、場合によっては自動で修正もしれくれます

ルールは markdownlint の公式に載っています

英語ですが、 Google 翻訳などに頼って読んでみましょう

最後に

習うより慣れろ、なので、あとはとにかく書きましょう

Qiita は書いてみるのに最適の環境です

  • 新しい言語・ツール・パッケージ・サービスをやってみた
  • バグに行き当たったとき、どう対処したか
  • よく忘れることの備忘録
  • などなど

プレビューを見ながらなので、表示がどうなるか心配する必要はありません

もし内容に誤りがあれば、誰かがコメントで指摘してくれます(それが怖くもありますが)

そして、いい記事を書けば LGTM ももらえます

どんどん書いて、経験を積みましょう

  1. こんにちは

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