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Qiita Organization を使い始めるとき

Last updated at Posted at 2021-06-22

はじめに

個人的にずっとやってみたかったけど、一歩を踏み出せずにいた Qiita

せっかく始めるならば、ということで Organization を作り、会社として参加するよう提案しました

(私は役員でも管理部門でも管理職でもないです)

どのように提案し、稟議し、アカウントを作り、 Organization を作ったのか、経緯を残しておきたいと思います

契機

前年度(2020年度)の1年間、社内勉強会で講師役を何度か勤めました

 AI、AWS、Python、Dockerなどなど、私が扱ってきた諸々について

1年間やって、講師をすることのメリットを実感しました

  • 資料として自身の知識を整理できる
  • 人に教えるために、更に深い知識が身に付く
  • ハンズオンのための環境作りでもスキルが磨ける
  • トーク力、度胸が付く

しかし、以下のような限界も感じました

  • 社外へのアピールにならない
  • ちょっとしたトピックなどで気軽に開催できない
  • 受講者も、講師も限られた人だけになる
  • 社内向けなので、ほとんど叩かれない = 緊張感が足りない

講師をするためには結構な準備が必要で、それを残業時間でやるわけですが、これではもったいない

そこで、今年度は兼ねてより興味のあった Qiita を使ってみようと考えました

  • 社外にアピールできる
  • いつでも気軽に投稿できる
  • 誰でも見れるし、誰でも書ける
  • 全世界に公開されるので十分な緊張感がある

そして、 Qiita  について調べたところ、 Organization の機能を見つけ、これは会社としてやるしかない、と思い上長に提案しました

  • Organization を使うことで、企業として技術を外部にアピールできる
  • 記事を書くために整理・調査することで技術者全体のレベルアップを図れる

ルール作り

会社として利用するにあたって、それなりにルール作りが必要になるため、以下のようなルールを提案しました

これらにより、社内の管理部門が個人アカウント、記事の内容を把握することができ、不正な投稿を防ぎます

Organization へのアカウント追加ルール

  • 個人のアカウントは自由に作成可能

  • Organization に参加する際、まず社内ワークフローにて申請・承認を得る

  • 承認後、管理部門が Organization に招待する

記事の投稿ルール

  • 各個人が記事を書いたときは、まず 限定共有投稿 する

  • 社内ワークフローにて記事の内容について申請・承認を得る

  • ワークフロー内で必要に応じて有識者のレビューを受ける

  • 承認後、各個人が 全体に共有 する

Organization 作成

無事、上記ルールによって社内稟議が承認されました

意気揚々と Organization を作るよう管理部門に依頼したのですが、、、

なんと、ある程度 Qiita での実績がないと作れない仕様でした!

記事を一つも投稿していない時点では作れません

と、いうわけで、以前から準備していた AI や Tellus などのキャッチーな記事を3本投稿してみることに

翌日には無事、投稿した私の個人アカウントで Organization を作成することができました

Organization の作成時に管理部門のアカウントを招待しています

今後

今後は私自身どんどん記事を書いていこうと思いますが、それ以上に社内の有志に記事を書いてもらうつもりです

技術者が活発に研鑽する場として、 Qiita を活かしていきたいと思います

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