はじめに
2024年2月の記事で GPTs の使い方を紹介しました
その後、2024年5月に ChatGPT の無償プランでできることが増え、 GPTs も使えるようになりました
本記事では ChatGPT の有償プランで作成した GPTs を無償プランのユーザーから使用し、どのように見えるのか検証しています
GPTs の作成制限
最も大きな違いは「GPTs を作成できるか」です
有償プランの場合、「+ 作成する」のボタンが活性(黒)になっています
無償プランの場合、「+ 作成する」のボタンが非活性(灰色)になっています
「+ 作成する」ボタンにマウスオーバーすると、有償契約するように案内が出ます
GPTs の機能制限
画像生成は実行できません
ファイルアップロード、データ分析、Web検索、知識(RAG)、アクション(API 連携)の機能は実行可能です
画像生成の実行例(実行不可)
画像生成機能のある GPTs を実行すると「画像の作成などには ChatGPT Plus をご利用ください」とメッセージが表示されます
ファイルアップロードの実行例
若く答えるように言ってあるのは秘密
データ分析の実行例
DALL-E による画像生成はできませんが、 Python で画像を作ることは可能です
Python で作った画像
Web検索の実行例
指定した Web サイトにタグを付ける実装例です
知識(RAG)の実行例
大分市のWebサイトをHTMLとして知識に与えた実行例です
アクション(API 連携)の実行例
アクションは実行可能です
ただし、有償/無償に関わらず確認メッセージが表示されます
有償プランで GPTs のアクションを作る際、プライバシーポリシーの URL が入力必須になっています(以前はなかった項目)
GPTs の利用量制限
GPTs で十数回チャットしていると、「GPT 使用の制限に達しました。」というメッセージが表示され、使えなくなります
あくまでもお試しと割り切りましょう
まとめ
無償プランでも GPTs が使えるようになりましたが、機能や回数に制限があるため、本格的に使う場合は有償契約した方が良さそうです