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M1搭載MacでReact Nativeの環境構築してみた

Last updated at Posted at 2021-05-08

はじめに

M1 Macの環境構築で苦労したので、うまくいった方法をまとめたいと思います。

これから始める方にも分かりやすくしようと思うので、分かるところは飛ばしながら読んでください。
細かい説明は省いているので、随時気になるところは調べてください。

参考にさせていただいた記事

Homebrewのインストール

2021/2/5にAppleSilicon(M1)対応のHomebrew3.0.0がリリースされました。
今回はこちらをインストールしていきたいと思います。

以下サイトからインストールできます
https://brew.sh/

Install Homebrewと書かれているところの下のコードをコピーしてターミナルに貼り付けます。
パスワードを入力するとインストールが始まります。

Press RETURN to continue or any other key to abort
と表示されたら[Enter]を押します。

インストールが完了したらHomebrewのパスを追加する必要があるので、以下のコードを実行します。
ユーザー名と書かれているところは自身のユーザー名に変更して下さい。

echo 'eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"' >> /Users/ユーザ名/.zprofile

以下のコマンドを実行し、正常に出力されれば成功です。

brew help

Nodeenvのインストール

brew install nodenv
touch .zshrc

インストール出来たらパスを通します

eval "$(nodenv init -)"

Nodeのインストール

ターミナルをRosetta2に切り替えてインストールしてください。

ファインダーのアプリケーションからターミナルを探し、右クリックで「情報を見る」を選択。
Rosettaを使用して開くにチェックを入れて閉じます。

スクリーンショット 2021-05-07 16.32.51.png

一度ターミナルを終了し再度起動します。
以下コマンドを実行すると現在の状態が確認できます。

・arm64: M1
・x86_64: Rosetta2

uname -a
# Darwin Kernel Version 20.3.0... x86_64

以下コマンドでNodeをインストールしていきます

nodenv install 15.9.0

インストール出来たらバージョンを確認しましょう

nodenv -v

yarnのインストール

brew install yarn

インストール出来たらバージョンを確認しましょう

yarn -v

Watchmanのインストール

brew install watchman

JDKのインストール

brew install --cask adoptopenjdk/openjdk/adoptopenjdk8

Cocoapodsのインストール

brew install cocoapods

React Native CLIのinstall

npm install -g react-native-cli

npmはnodeと共にinstallされるので、すでに使用できる状態になっていると思います。
CLI(Command Line Interfaceの略)

Xcodeのインストール

App Storeからインストールして起動 (結構時間がかかります)
Preferences > Locations > Command Line Tools を設定します

Android Studioのインストール

以下サイトからインストール出来ます
https://developer.android.com/studio?hl=ja&gclid=Cj0KCQjwytOEBhD5ARIsANnRjVj-zR8PvuV40cHP5tnPfqo4sCn9VZigpAvyiMCFWqHrmlxFAZyg0_YaAhhCEALw_wcB&gclsrc=aw.ds

初回起動時は「Custom」を選択してください

・ Android SDK
・ Android SDK Platform
・ Android Virtual Device
の3つにチェックを入れ「Next」を押します。

SDK Manager


・Configure > SDK Manager を選択
・"SDK Platforms" > "Show Package Details"にチェックを入れる
・以下にチェックを入れインストールする
Android SDK Platform 29
Intel x86 Atom_64 System Image


"SDK Tools" > "Show Package Details"にチェックを入れる
29.0.2 にチェックを入れインストールする

AVD Manager

以下サイトの
android-emulator-m1-preview.dmg
をダウンロードする
https://github.com/741g/android-emulator-m1-preview/releases/tag/0.1

「アプリケーション」フォルダで右クリックして「開く」

これでAndroidエミュレータが起動できるようになりますので、起動した状態でAndroid Studioを再起動すればエミュレータが認識されます。

プロジェクトの作成

以下公式サイトを参考にプロジェクトを作成していきます。
https://reactnative.dev/docs/environment-setup

npmを使用してExpoCLIコマンドラインユーティリティをインストールします
npm install -g expo-cli

次に「AwesomeProject」という新しいReactNativeプロジェクトを作成します。
expo init AwesomeProject
cd AwesomeProject
npm start

これで開発サーバーが起動します。

動作確認

先ほど作った「AwesomeProject」の中に「App.js」というファイルがあるのでエディターで開いてみましょう。

export default function App()

と書かれている中のTextの文字の中身を自由に変更し、ファイルを保存。
開発サーバーの中央左側にある

Run on Android device/emulator
Run on iOS simulator

をクリックしてください。

デバイスが起動し、「AwesomeProject」が実行されて変更した文字列が表記されれば成功です。

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