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モテる男は LINE Notify を使って 2タップ で LINE を送信できるらしい

Last updated at Posted at 2016-12-01

Myuon Corp. Advent Calendar 2016 2日目です。


モテる男は LINE Notify を使って 2タップ で LINE を送信できるらしい

LINE Notify とは?

LINE Notify
line-notify-official.png

2016年9月29日、技術者向けカンファレンス「LINE DEVELOPER DAY 2016」にて、LINEと外部アプリケーションなどの通知連携サービス「LINE Notify」が発表された。GitHubIFTTTMackeral などと連携ができる。

Webサービスからの通知をLINEで受信
Webサービスと連携すると、LINEが提供する公式アカウント"LINE Notify"から通知が届きます。
複数のサービスと連携でき、グループでも通知を受信することが可能です。

らしい。これをiOSから叩いてみようというのが今回試したいこと。
(基本的にはWebサービスから利用されることを想定しているのだろうか?)

LINE Notify API Document を読んでみる

LINE Notify API Document

OAuth2

line-auth.png
認証は OAuth2

API 全体の流れと、実装の必要な箇所について

line-api-流れ.png

「連携サービス」 の箇所を実装すれば良さそうだ。

API の一覧

- 認証系
    - GET https: //notify-bot.line.me/oauth/authorize
    - POST https://notify-bot.line.me/oauth/token

- 通知系
    - POST https://notify-api.line.me/api/notify
    - GET https://notify-api.line.me/api/status
    - POST https://notify-api.line.me/api/revoke

APIは5つだけ。

早速やってみた

アクター

  • 自前iOSアプリ
  • 自前作成のWebページ
  • LINE側のWebページ

流れ

  1. アプリ内のボタンをタップWebViewで上記で作成したページを表示(自前iOSアプリ)
  2. Login with LINE リンクをタップ(自前作成のWebページ)
  3. LINE のログイン画面が表示される(LINE側のWebページ)
  4. 送信先グループトークを選択(LINE側のWebページ)1
  5. 指定したリダイレクトURLに access_token がセットされた形でリダイレクトされる(自前作成のWebページ)2
  6. 取得した access_token を使用してメッセージをポスト(自前iOSアプリ)

1. サービスの作成

まずはサービスを作って ClientId、ClientSecret を取得する
register-line-service.png

「今から帰ることを伝える」こんなのサービスを作った。( 「Gome」 の由来は 「Go home」 をギュッと縮めたもの。笑わないでくださいね...)
line-service-detail.png

2. とりあえず curl でメッセージを送信してみる

  1. authorize API で code を取得
  2. code を使用して token API を叩いて token 取得
  3. notify API で メッセージを送信
$ curl -X POST -H 'Authorization: Bearer [access_token]' -F 'message=foobar' https://  
notify-api.line.me/api/notify
{"status":200,"message":"ok"}

おおお
line-line-notify.png

3. OAuth2 authorization endpoint へリダイレクトする HTML作成

<!DOCTYPE html>
<html>
  <head>
    <meta charset="utf-8">
    <meta name="viewport" content="width=device-width">
    <title>Welcom Gome</title>
  </head>
  <body>
    <h1>Welcom Gome</h1>
    <a href="https://notify-bot.line.me/oauth/authorize?response_type=code&client_id=[client_id]&redirect_uri=[redirect_uri]&scope=notify&state=[state]">Login with LINE</a>
  </body>
</html>

(ホスティング先はお手軽に firebase を使用した)

4. iOS アプリを作成

ソースコードはメインとなる ViewController.swift を gist にアップロードしました。ご参考まで。
https://gist.github.com/RyoAbe/1ceae86df6ec5fea10a81963a4905a42

完成したのがこちら

LINE Notify を iOS から使ってみる

まとめ

手軽に通知ができて良いですね。今回作ったものは近日中に Apple に申請を出す予定。
次は LINE Bot 触ってみたい。


明日は、 @YasuakiNakazawa さんです。


  1. 特定の誰かにポストできず、送信できるのは グループトークLINE Notify ユーザ のみです
    - そういう意味でやはりLINE側の意図してる利用用途ではないのかなと感じています(公式の説明にもWebサービスと連携して〜と書かれていましたし) 

  2. AccessTokenの取得を若干特殊なことをしてます。(リダイレクト後のURLのGETパラメータをパースして...みたいな。やはりWebからやるものなのかな) 

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