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【AWS】IAMについてまとめてみた

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IAMとは?

AM(Identity and Access Management)とは、AWSのサービスで「認証」と「認可」の設定を行うことができるサービスです。
「認証」「認可」を正しく設定することで、AWSの利用者や、AWSのサービスがアクセスできる範囲を制御することができます。

IAMは最低限この5つは覚えよう!

IAMユーザー

AWS_IAM.png

アクセスキー

2つのアクセスの方法があります。
・プログラムによるアクセス
・AWSマネジメントコンソールへのアクセス

スクリーンショット 2021-05-01 9.13.17.png

プログラムによるアクセス

アクセスキーIDシークレットアクセスキーの2種類が発行されます。
両方ともランダムな文字列であり、こちらさえあれば遠隔操作が可能になります。
なので、これが漏洩するとヤバい!!!

AWSマネジメントコンソールへのアクセス

パスワードでログインします。
こちらは2段階認証を入れることが多いので最悪漏れてもなんとかなるはず。。

IAMグループ

IAMグループとは、複数のIAMユーザーの集合体です。

IAMポリシー

AWSで操作できる権限を表したものです。
JSON形式で記述された設定ファイルであり、
認証主体(Identity)にアタッチして使用します。
(こちらはあまり推奨されていないやり方です。ロールを使うのが一般的です。)

また、ポリシーは2種類あります。
AWSが定めた、AWS管理ポリシーとユーザーがJSONで作成したカスタマー管理ポリシーです。

以下のケースであれば、
**「EC2の権限をすべて付与」**した形となります。

スクリーンショット 2021-05-01 9.42.37.png

AWS_IAMポリシー.png

カスタマー管理ポリシーを書いてみよう

{
  "Version": "2012-10-17",
  "Statement": [
    {
      "Sid": "ListBucketRstIP",
      "Effect": "Allow",
      "Principal": "*",
      "Action": "s3:ListBucket",
      "Resource": "arn:aws:s3:::sample-bucket",
      "Condition": {
        "StringEquals": {
          "aws:SourceIp": "12.34.56.78"
        }
      }
    }
  ]
}

それでは順に説明していきます。

Sid

idを指します。

Effect

許可するか拒否するかを判別します。
Allow ↔︎ Deny

ここからが大事です。
この4つの頭文字をとって、PARCモデルと呼ばれます。

Principal

アクセスできるアカウントを指します。
* → この場合すべてのアカウント
"AWS":"arn:aws:iam::123456789012:root" → IAM情報(ユーザーのARN)が一致したアカウント

Action

どのサービスを使えるようにするか明記します。
上記の場合は、s3のListBucketが使えるようになります。

Resource

リソースを特定します。
上記の場合は、s3のsample-bucketです。

Condition

IPアドレスやこのポリシーがいつまで使えるかなどを明記します。
上記の場合は、IPアドレス=12.34.56.78の時のみ使えます。

IAMロール

IAMポリシーを複数アタッチして権限をひとまとめにすることを指します。

これだけじゃわからないって人も多いでしょうし、私もまとめきれなかったのでわかりやすい記事を紹介します。
IAMユーザーとIAMポリシー、IAMロールの位置関係をわかりやすく明記しています。

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