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AWS EC2でLInuxインスタンスを立ち上げてWEBサーバーとして起動(超入門)

Last updated at Posted at 2021-12-11

前提条件

OS
MacOS Monterey 12.0.1
CPU
Apple M1(arm64)

やりたいこと

タイトルの通り。
下記「参考サイト」のUdemy講座で取り上げられている練習メニューをそのまま実践したものです。
Macのターミナルから、AWS EC2インスタンスにSSH接続をし、WEBサーバーとして起動してサンプルページを表示させるところをゴールとします。

手順

1 EC2インスタンスを作成

スクリーンショット 2021-12-11 8.33.03.png

Linuxのマシンイメージを選択します。無料対象枠です。
基本的にはデフォルトの設定でそのまま進めます。

セキュリティグループの設定で新しいルールを追加(任意)

自分のみがアクセスできるようインバウンドルールを追加します。
セキュアな環境で実験をできます。
ソースで「マイIP」を選択。例えば手持ちのモバイルルーターに接続している場合は、そのIPアドレスが自動で入力されます)

プロトコルは
・SSH
・HTTP
・HTTPS
を設定しましょう。

EC2インスタンスにログインするためのキーペアを新しく作成

 ※すでにキーペアを持っている場合は、既存のキーを使えばOKです。
   次のSSH接続の手順までスキップしてください。

1)任意のキーペア名を入力し、「キーペアのダウンロード」
 pemファイルがダウンロードされます。

2)pemファイルを安全な場所(Macなら .sshフォルダ(隠しフォルダ))に移動
 ダウンロードしただけではいけません。「続行するには、安全でアクセス可能な場所に移動しなさい」といった表示が出ると思います。次はその手順です。

% mv Qiita-test.pem /Users/ユーザ名/.ssh
% ls -l /Users/ユーザ名/.ssh           
total 32
-rw-r--r--@ 1 ユーザ名  staff  1704 12 11 08:49 Qiita-test.pem

隠しフォルダ「.ssh」に移動されました。

3)pemファイルの権限を変更※厳しくする

さらに、pemファイルへのアクセス権をより厳しく変更します。
現状-rw-r--r--ですが、

% chmod 400 Qiita-test.pem
% ls -l                            
total 32
-r--------@ 1 ryohey  staff  1704 12 11 08:49 Qiita-test.pem

-r--------所有者の読み込みのみを許可するよう変更します。

※権限変更をしないままだと、SSH接続を試みた時にエラーが出ます。

インスタンスを起動

「インスタンスの状態」が、保留から実行中に変わるのを待ちます。

2 起動したEC2インスタンスにSSH接続する

次のコマンドを入力します。

ssh -i pemファイルへのパス ec2-user@EC2インスタンスのパブリックIPv4アドレス

ssh -i(オプション)
iオプションは、公開鍵に対応した秘密鍵を指定し、読み込むためのものです。

pemファイルへのパス
/Users/ユーザ名/.ssh/Qiita-test.pem
といった感じに指定します。

ec2-user
EC2インスタンスへ接続するときのデフォルトのユーザ名のようです。

EC2インスタンスのパブリックIPv4アドレス
今回接続したいEC2インスタンスのIPアドレスを指定します。
インスタンスの概要から、パブリック IPv4 アドレスをコピペします。

【公式マニュアルより(man ssh で表示)】
-i identity_file
Selects a file from which the identity (private key) for public key authentication is read.

スクリーンショット 2021-12-08 11.09.03.png

こんな感じでAAが表示されたら接続成功です。
これだけだと、ただLinuxを搭載したサーバが起動しただけにすぎません。
今回はこれをWEBサーバとして動かします。

3 WEBサーバーとして起動

まず、sudoコマンドでルート権限に移ります。

$ sudo su
[root@ip-172-31-9-94 ec2-user]

全パッケージのアップデート

# yum update -y

WEBサーバー「Apacheサーバー」をインストール

# yum install httpd -y

Apacheサーバーの立ち上げ

# service httpd start
Redirecting to /bin/systemctl start httpd.service

これでEC2インスタンスをWEBサーバーとして起動させることができました。
次に、サンプルのWEBサイトを作成し表示する実験をします。

4 サンプルページを作成して表示させる

WEBサイト用のフォルダにサンプルページ「index.html」を作成します。

# cd /var/www/html
# nano index.html

エディタが立ち上がったら、次のように入力します。

スクリーンショット 2021-12-11 9.53.17.png

作ったサイトをブラウザで開きます。
インスタンスに接続した時にも入力したEC2インスタンスのパブリックIPv4アドレスを、今度はブラウザのURL欄に貼り付けます。

スクリーンショット 2021-12-11 9.59.33.png

確認できました。

参考サイト

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