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「LINEで商品場所がすぐ分かる!店員が作った商品案内Bot」

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作成の経緯について

皆さんはじめまして。
私はもうすぐ四捨五入すると50歳になる、デジタル初心者の会社員です。
現在は食品スーパーで副店長をしています。

スーパーの仕事の一つに「商品案内」があります。
お客様に商品の場所を聞かれた際、その商品がどこにあるのかご案内する仕事です。
ただ、場所を知っている商品なら楽なのですが、知らない商品だととても大変です。

お客様に少し待っていただき、知っていそうなスタッフを探しますが、見つからないとお手上げ…。
結果として、お客様をお待たせしてしまい、ご迷惑をかけてしまうこともあります。

そこで私は、商品名を入力するとその商品の場所や周辺情報、詳細まで教えてくれるLINE Bot を作成してみました。


作ったもの

商品名を入力すると、以下の情報をLINEで返信してくれます:

  • その商品の場所
  • 何コーナーにあるか
  • 商品の詳細(画像・内容量・JANコードなど)

使用したツールは以下の通りです:

  • MAKE
  • LINE Bot
  • Google Spreadsheet

完成品はこちら

🔧 機能概要

  • 商品の詳細はメーカーの公式ホームページから取得します。
  • 該当商品が未登録の場合は「誰かに聞いてください🙇」と返信されます。

MAKEのモジュール構成

スクリーンショット

Google Sheetsと連携し、Routerで分岐処理を行っています。


Google Spreadsheetの設定

スプレッドシート

商品名はすべて「ひらがな」で登録しています。
例:「さくらえび」→「桜えび」「サクラエビ」など入力ゆれを防止するためです。
ひらがなに統一することで、変換不要で素早く入力できる利点もあります。


Google Sheetsモジュールの設定

Google Sheets設定

LINEモジュールの隣に配置し、該当する商品名の情報を取得できるように設定しています。


Routerの分岐設定

上の分岐は、商品名が登録されている場合の設定:

Router設定

下の分岐は、未登録商品だった場合:

登録済み商品


LINEでの返信設定

登録済み商品の場合:

未登録商品

未登録商品の場合:「誰かに聞いてください🙇」と返信します。

登録商品返信


まとめ

デジタル初心者の私ですが、今回初めて本格的にツールを使って自作してみました。
授業で配布されたマニュアルや、先輩方のQiita記事も大いに大いに参考にしています。
それでも、自分の手で動かして作り上げたことは、大きな達成感につながりました。

初めは全く理解できず、挫折しかけたこともありますが、少しずつ成長できたように感じています。

今回作ったLINE Botは「完成」と言いつつ、これからも進化させていく予定です。
実際、店員が困った商品が出るたびに情報を追加していくことで、常にアップデートされていきます。

そしてこのBotは、実はお客様にも使っていただけるんです。
近くに店員がいないときや、ふと気になった商品があるとき、ぜひこのBotを試してみてください!


🙇‍♂️ 最後まで読んでいただきありがとうございました。

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