今回の授業資料
本日の内容
どんなプログラミング言語に限らず,
・(前々回まで扱った)単数複数のデータを扱う変数や,print関数,input関数など
・(前回扱った)if文
・(今回はいよいよ)繰り返しの処理
は日常どーーんなアプリケーションでも使われているアルゴリズムになります.そこで今回は,
for文で繰り返し処理のコードが書け,実行までできるようになろう!!
((エディタの新規作成はVS Codeにて,Cmd/Control を押しながら,Nを押すと,作成できます.))
繰り返し処理には 繰り返す範囲や条件が必要になります.
シーケンス(sequence):連続しているもの.コーディングの際は「連続したデータ配列」のことを意味します.
まだ少しイメージが曖昧かと思うので,早速コードを見ていきましょう.
【例題】お寿司屋のネタ一覧が見たい
仮に,寿司屋の全メニューが「イカ」「タコ」「ホタテ」「サーモン」「シメサバ」がだとしましょう(行きたいか否かは置いておいて).
ターミナルでの出力
イカ
タコ
ホタテ
サーモン
シメサバ
これらのメニューを上記のような出力例で全表示するには例えば,
print('イカ')
print('タコ')
print('ホタテ')
print('サーモン')
print('シメサバ')
と地道に書くことができるでしょう.でもメニューは変動し,本来であればもっと多種類あるはず.あまり現実的ではない記述方法です.そこで一旦メニューの変動性を考慮し,単品ネタをリスト型の変数「sushi_menu」とし代入しましょう.
sushi_menu = ['イカ','タコ','ホタテ','サーモン','シメサバ']
print(sushi_menu[0])
print(sushi_menu[1])
print(sushi_menu[2])
print(sushi_menu[3])
print(sushi_menu[4])
print文の中身の記述だけ変えればあと5行分ほぼ形式的な処理がされていますね.
###そこで for文の出番です!!!
# これまでのFAQ
・【Python】実行結果をデスクトップに保存しようとしたら「No such file or directory」エラーが。原因はOnedriveだった。
・Visual Studio Codeを日本語化する
これまでの演習
解き終わり次第,まなBOXにて提出しましょう.演習の提出状況で成績判断をします.
演習番号 | 問題内容 |
---|---|
1 | 計算してみよう(授業資料1 演習) |
2 | 複合代入演算子を用いた四則演算(授業資料3 演習) |
3 | python キャスト(授業資料3 演習) |
4 | リストの要素同士の計算 |
5 | 辞書型で自販機データを作ろう |
6 | 「いかのおすし」を縦表記しよう |
#参考
08. 制御構文(if文) | 中学生でもわかるPython入門シリーズ
たった1日で基本が身に付く! Python超入門
1日で基本が身につく! Python超入門 - Speaker Deck
Python チュートリアル