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PyArmorの有料プランの購入方法と初期設定の流れ

Last updated at Posted at 2024-10-09

はじめに

Pythonコードの保護やライセンス管理に最適なツール、PyArmor
今回は、私と一緒にPyArmorの有料プランを購入し、一緒にセットアップまでしていきましょう!

目次

  1. 購入までの流れ
  2. 購入後のセットアップの流れ
  3. まとめ

購入までの流れ

PyArmorの有名な購入方法は2つありますが、ここではPayPalを利用して購入する方法を紹介します。
この購入方法は、通常より5ドルほど安く購入できます。
早速、購入していきましょう!

1. サイトにアクセス

まず、以下のリンクをクリックしてPyArmorの購入ページにアクセスしてください。

PyArmor購入ページ

2. License To と Shipping Email の入力

購入ページにアクセスしたら、最初にLicense To(ライセンス名)とShipping Email(配送先メールアドレス)を入力します。

  • License To:

    • ここには、自分の名前や会社名を入力します。例: 「山田 太郎」や「株式会社サンプル」
  • Shipping Email:

    • ここには、ライセンス情報が送信されるメールアドレスを入力します。例: 「example@example.com

3. プランの選択

次に、異なるプランが表示されます。用途に応じて適切なプランを選択しましょう。

機能 Free Basic Pro Group CI
ビッグスクリプト / ミックスストリング
BCC / RFT / FLY モード
オフラインビルド
最大ビルドデバイス数 * 100 100 200 20
無制限のセルフホストドッカー **
CI/CD パイプラインでの作業

各機能の説明

  1. ビッグスクリプト / ミックスストリング:

    • すべてのプランで利用可能。複数のスクリプトを統合したり、混合してエンコードする機能。
  2. BCC / RFT / FLY モード:

    • すべてのプランで利用可能。異なるエンコードモードを選択でき、各モードでスクリプトを保護します。
  3. オフラインビルド:

    • 一部のプランでのみ利用可能。ネットワーク接続なしでビルドしたい場合に必要です。
  4. 最大ビルドデバイス数:

    • プランごとに異なるデバイス数の制限があります。上位プランでは、より多くのデバイスにビルドを展開できます。
  5. 無制限のセルフホストドッカー:

    • 最上位プランのみの特典。無制限のドッカーコンテナでPyArmorを使用できます。
  6. CI/CD パイプラインでの作業:

    • 複数のプランで利用可能。自動化されたビルドおよびデプロイのプロセスにPyArmorを活用できます。

4. お支払い方法の選択

プランの選択後、「Buy Now」ボタンをクリックします。その後、PayPalの画面が表示されるので、支払いを済ませてください。

5. ライセンスキーの受け取り

支払いが完了すると、1時間後ぐらいに登録したメールアドレスに確認メールが届きます。このメールにはライセンスキーが記載されているので、大切に保管しておきましょう。

購入後のセットアップの流れ

1. アクティベーションコードを確認

購入後に届いたメールに含まれているアクティベーションコードを確認します。次のような形式で提供されます。

qWj3XYvQ5K2aMn8n9o_pA7IYjDloV3kU6zfefeisfn34nfESdniesFESAFESfireongi3_fneiosfnesi-feisgjii3fxSbR1pF8C2hWq0Xt5RZgPu8W2eYb6O9fYt-J4H7YlD0o5eQ3FzN8mX1A_kPz4TwYq6L0rC8sQ5H1uJDWAfh43hteosjfeojfioes

2. PyArmorのバージョン確認

PyArmorのバージョンを確認します。次のコマンドを実行してください。

pyarmor -v

3. 添付ファイルをダウンロード

メールの添付ファイルをダウンロードし、「pyarmor-regcode-{XXX}.txt」として保存します。XXXというのは、メールに記述されていると思うので、その通りで大丈夫です。

4. 初期登録を行う

以下のコマンドを実行して初期登録を行います。

4.1 商業利用の場合

商業利用の場合は、次のコマンドを使用します。商品名という文字は置き換えてください!

pyarmor reg -p {商品名} pyarmor-regcode-{XXX}.txt

4.2 非商業利用の場合

非商業利用の場合は、次のコマンドを使用します。

pyarmor reg -p non-profits pyarmor-regcode-{XXX}.txt

5. 登録情報の確認

登録情報を確認するために、次のコマンドを実行します。

pyarmor -v

これにより、登録ファイル「pyarmor-regfile-{XXX}.zip」が生成されます。このZIPファイルは、今後の登録に使用するため、大切に保管してください。

重要な注意事項

  • 初期登録が完了すると、製品名は変更できません。
  • 初期登録が完了すると、登録ファイル「pyarmor-regcode-{XXX}.txt」は無効になりますので、再利用しないでください。
  • 登録ファイル「pyarmor-regfile-{XXX}.zip」は必ずバックアップしてください。
  • PyArmorチームは紛失物のサポートを提供していません。

6. PyArmorの登録ファイルの使用

生成された登録ファイル「pyarmor-regfile-{XXX}.zip」には、次のファイルが含まれています。

  • REAME.txt
  • license.lic(ライセンスキー)
  • .pyarmor_capsule.zip(プライベートカプセル)

以下のコマンドを使用してPyArmorを登録します。

pyarmor reg /path/to/pyarmor-regfile-{XXX}.zip

このコマンドが正常に実行されたら、登録情報を次のコマンドで確認できます。

pyarmor register

まとめ

以上が、PyArmorの有料プランの購入から、セットアップまでの流れでした!
長い間セットアップお疲れ様でした。

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