✍️ はじめに
Raspberry Piを活用して、自作の「Atmoph Window」風のデバイスを作成しました。ソフトはpythonで動いております(初心者にもおすすめ🔰)。
Atmoph Windowを自作した理由:
- 自作したほうが安いから!!【半額くらい】
-
カスタマイズしたいから
- 今後Raspberry Piをファイルサーバーとしても機能させたい
プログラムも公開していますので、是非真似してみてください🎶
✅ 実際に完成したもの
正面から見た様子
裏側はこんな感じ
👍 活用方法
時間日付確認
天気予報確認
ランダム画像表示
アート作品や写真を飾る
暗記
🛠️ 用意したものと費用
-
Raspberry Pi4 ModelB 4GB
→ 10000円 -
Raspberry Pi ケース
→ 2000円 -
microSD 128GB
→ 2000円 -
ディスプレイ(ベゼルが薄い、IPSパネルがおすすめ)
→ 12000円 -
木材:
→ 2000円 -
ミニスピーカー
→ 1400円 -
電源タップ
→ 800円 -
HDMI L字 コネクタ
→ 700円 -
Micro HDMI to HDMI 変換 ケーブル
→ 1000円 -
マイクロUSBメモリー 32GB
→ 1500円 -
Bluetooth折りたたみ式ワイヤレスキーボード
→ 3000円
合計: 36400円(結構高かった)
🔨 作り方
作り方はいたって単純
- ディスプレイの大きさに合わせて木をカットする
- 釘やボンドを使って枠を組み合わせる
- Raspberry Piなどをつなぐ
- Raspberry Piの環境構築
プログラムの動かし方はこちらに書いております。
警告
動作は自己責任でお願いします。
📋 特徴
自作Atmoph Windowの主な機能
- 風景画像のスライドショー: ランダムで景色やアートの画像を表示
- 日付・時計の表示: 日付・時間表示
- 天気の表示: 指定の場所の天気予報表示(tenki.jp)
- 音楽再生: 優雅な音楽の目覚まし
- 明るさの自動調整: 朝昼晩に応じて、画面の明るさを自動的に調整
- 学習モード: 英単語やフレーズを表示して、語彙力を高められる学習機能も搭載!!
👀 プログラムの様子
2つのモードがあります
- 🖼 画像表示モード
- 🧠 勉強モード
🖼 画像表示モード
- 設定
- Image Path: 画像フォルダのパス
- Image Display Interval: 画像が切り替わるまでの時間
- Image With Margin: 画像の周りに余白を表示するか否か
- Automatic Brightness Adjustment: 明るさを自動調整するか否か
- Show Clock: 時間を表示するか否か
- Show Weather: 天気を表示するか否か
- Sound Path: 音楽フォルダのパス
- Sound Off: 音楽オフ
- Sound On: 音楽オン
- Morning Sound Only: 朝の10分間音楽を流す
- キーバインド
- <Escape key> or <q key>: 終了する
- <b key>: 周りの枠の明るさ調整
- <i key>: 画像の明るさ調整
- <f key>: ウィンドウ大きさ変更
- <h key>: カーソル表示切り替え
- <v key>: 音量の調整
- <m key>: ミュートの切り替え
- <Space key>: 次の画像に移動する
🧠 勉強モード
- 設定
- Study Directory: 問題が保存されているファイルのパス
- Answer Interval: 答えが出るまでの時間
- Change Interval: 問題が変わるまでの時間
- キーバインド
- <Escape key> or <q key>: 終了する
- <Space key>: 暗記完了(ループから削除されて、もう表示されない)
- <b key>: 明るさ調整
✅ まとめ
- 今回は、Raspberry PiとPythonを活用して自作の「Atmoph Window」を手軽に再現してみました!
- 風景画像のスライドショー、天気・時間の表示、自動明るさ調整機能など、多様な機能を備え、さらに勉強モードを利用して単語暗記もサポートしてます。
- 自宅で「デジタル窓」として雰囲気を演出するだけでなく、学習にも役立つ多機能デバイスとなりました。
- お手頃価格で作成できるため、趣味や学習に最適でした〜!