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【検索力向上委員会】新人を自走できるエンジニアにした方法

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はじめに

以前、数人の新人を育てたときに上手く機能した方法を共有します。

毎回上司から「そんなに放置して大丈夫?」と言われながらも、1年以内にみんな自走できるエンジニアになったので、個人の観測範囲内では再現性高いです。

「こんな方法もあるよ!」という情報があればぜひ有益なコメント欄を構築していただきたく。

目次

  1. 【超重要】育てる側がやってはいけないこと
  2. Google検索の各機能を使いこなす
  3. 見たくないサイトをブロックするプラグインを導入
  4. 最新情報っぽいものはTwitter検索
  5. 公式ドキュメントを見る前に
  6. エディタの検索機能を使う
  7. know-how よりも know-who を

【超重要】育てる側がやってはいけないこと

  • 優しい先輩として答えを教える
    • 「魚を与えず、釣り方を教えろ」というアレです。
    • 初日に検索方法を伝授してあげましょう。
    • ※緊急対応時はその限りではありません。
  • 知識マウント取る
    • 百害あって一利なしです。
    • 人事がコストをかけて採用した人です。それを認識しましょう。
  • 褒めない
    • 良い行動は褒めましょう。
  • 怒る
    • 注意と怒るのは違います。注意してあげましょう。

Google検索の各機能を使いこなす

素晴らしい記事があったので、解説はそちらに譲ります。

見たくないサイトをブロックするプラグインを導入

Googleの検索結果がSEO対策された低信頼な記事で汚されていると問題になっていますが、若手エンジニアには "いい記事" と "悪い記事" の見分け方が分からないと思います。

"古い" 以外の理由で、参考にして失敗したサイト(間違った情報を掴まされたなど)があれば、下記のChrome拡張機能を入れて、ドンドンブロックしていくことをおすすめします。

最新情報っぽいものはTwitter検索

  • なんかAWSの動きがおかしい
  • windows update したら挙動が不安定になった

などの、ホットな話題はGoogle検索をしても出てきにくいです。

そんな時は、Twitterで検索しましょう。

公式ドキュメントを見る前に

先輩から「公式ドキュメントを読め」と言われることがあると思います。

僕もおおむね賛成なんですが、分かりにくい公式ドキュメントも多くないですか?

そんな時は、一旦QiitaとかZennとか、嚙み砕いて説明してくれているサイトを参考にしたうえで、その情報が本当に信頼していいのか確かめる用途で公式ドキュメントを見に行くといいと思います。

エディタの検索機能を使う

「答えはコードの中に」みたいなケースも多々あると思います。

そういう場合は、ソースを全文検索するほかないんですが、意外とこれをやらない人が多いので紹介します。

他にも、使ってるエディタ・IDEで検索方法を調べてみてください。

know-how よりも know-who を

検索力が付くと、ある程度自走できるようになると思いますが、歴史の長いプロダクトなどではどうしても情報を拾えなかったり、当時の設計意図までは分からない場合もあると思います。

そんな時は、"誰にどの機能の質問をすればいいのか" を把握することが重要です。

コミット履歴や業務分掌表、ソース内のメタ情報から適切な質問相手を見定めましょう。

まとめ

この記事を読んで、自分の検索力を上げるのも良し、後輩にこの記事を送ってあげるのも良しです!

みなさん、良い開発者ライフを!

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