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JLCPCB様より基板製造サービスのスポンサー提供を頂きました【長岡技科大ロボコンプロジェクト】

Last updated at Posted at 2025-07-16

JLCPCB様より基板製造サービスのスポンサー提供をいただきました。ありがとうございます!
実際に製造してもらった基板はGPIO基板とモータドライバ制御基板の2種類です。

GPIO基板

汎用IO基板。リミットスイッチなどのセンサーやLED、サーボ、ESCなどのPWMで制御するデバイスを接続する基板です。
gpioboard.jpg

モータドライバ制御基板

C610/C620を4つ、AS5600(アブソリュートエンコーダ)4つを使用することのできる基板。
ロボマスモタドラ以外にもVESCといったCANで制御可能なモータードライバを制御することもできます。
将来的にはさらに多くのモータードライバを制御できるようソフトを改良したいと思っています。
robomasu.jpg

使ってみた感想

品質について

基板の品質は非常に良好で、今のところ問題なく動作しています。複雑な回路でも、しっかりと動いてくれているので助かっています。

納期について

発注から製造完了まで3日ほどで完了しますた。ロボコンは期限があるので、このスピード感は本当にありがたいです。

実際の使用状況

GPIO基板は各種センサーやアクチュエータの制御に使っています。配線がすっきりして、メンテナンスも楽になりました。
ロボマス制御基板は駆動系の制御に使用しています。CANバス通信でモーターを制御し、アブソリュートエンコーダで位置を正確に把握できるので便利です。

JLCPCBでの発注方法

基板データの準備

まずKiCadで回路図とPCBレイアウトを作成しました。
スクリーンショット 2025-07-16 23.50.46.png

ガーバーファイルの生成

KiCadからガーバーファイルを出力します。KiCadにJLCPCB用のガーバーツール(Fabrication Toolkit)があるので、それを使って出力すれば問題ありません。
image.png

発注手順

JLCPCBのサイトにアクセス
「Quote Now」からガーバーファイルをアップロード
基板のスペック(サイズ、層数、厚み、色など)を選択
数量を入力(今回は各基板10枚ずつ発注)
配送方法を選択(今回はDHL)

基板の仕様

GPIO基板: 2層、1.6mm厚、緑色
ロボマス制御基板: 2層、1.6mm厚、緑色

製造オプション

JLCPCBでは色々な製造オプションが選べます。今回は:

表面仕上げ:HASL(鉛フリー)
銅箔厚:1oz
シルク印刷:白
にしました。

発注から到着まで

製造期間

発注から製造完了まで約3日でした。

配送

DHLで配送してもらいました。製造完了から手元に届くまで4日程度。追跡もできるので安心です。

外観チェック

シルク印刷もきれいで、ビアの処理も問題なし。想像通りの仕上がりでした。
下の画像は実装後の基板です。
jissougo.jpg

最後に

JLCPCB様のスポンサー提供により、基板を高品質かつ迅速に製造していただくことができました。学生プロジェクトにとって、このような支援は本当にありがたいです。
基板の品質、価格、納期すべてにおいて満足しており、今後も継続して利用させていただきたいと思います。ロボコンに向けて、この基板を使って良い結果を出せるよう頑張ります!

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