目次
始めに
AWS認定クラウドプラクティショナーとは
AWSが実施するクラウドへの理解と基礎的なAWSの知識を有する事を認定する試験です。
受験した理由
業務上S3やLambdaといったAWSの提供するサービスを利用するので、AWS基礎知識を習得するために受験しました。普段利用しないサービスが圧倒的に多いので、AWSで出来る事を知るきっかけとなりました。
試験勉強と試験当日の注意
AWS認定クラウドプラクティショナー試験に向けた勉強方法と、試験の注意事項をお伝えします。私は1回目試験はまさかの失格
となってしまいましたので、その原因をお伝えします。
試験の申込
試験方式はオンラインのみ
試験はオンラインで実施され、AWSが提携しているPSI、ピアソンVUEで受験します。受験した2021年7月時点ではピアソンVUEは試験官が日本語対応可能な場合もあるためピアソンVUEを選びました。PSIは英語のみです。
事前に受験環境の確認
受験に使用するPCがシステム要件を満たしているか、必ず事前にシステムテストを行います。試験中はOnVUEという試験配信アプリケーションを除いて起動されていない事という要件があります。私の場合「monitor」というプロセスがチェックに引っ掛かりOnVUEを起動できませんでした。ユーティリティソフトのプロセスなのですが、そこに辿り着くまで30分くらい時間がかかりました。
試験勉強
受験勉強開始前の知識レベル
S3とLambdaを多少知っている程度で、AWSの広範なカテゴリーにわたる多数のサービスはほとんど知りませんでした。
学習期間
1回目の受験は試験を予約してから一か月間集中して学習しました。平日の朝30分、休日の朝3時間、合計34時間の机に向かいました。隙間時間にはアプリで用語の暗記です。
参考資料
- テキスト:AWS認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー Kindle版
- 動画:AWS Eラーニング: AWS Cloud Practitioner Essentials(日本語字幕版)
- 問題集:Udemy クラウドプラクティショナー演習問題集
学習方法
- 前述の参考資料を2周し、理解の浅い部分は繰り返し学習しました。
- AWSは頻繁にサービスがアップデートされますので、AWS Eラーニングの内容は把握すべきです。
- 無料の単語帳アプリWordHolicを使用して用語を覚えました。CSV形式で作成した用語と解説をアプリに取り込め、「暗記テスト」を中心に利用しました。
試験当日
準備
- 自宅から受験。IDとしてパスポートを用意。
- 受験する部屋を整理します。芸能人の顔が写ったポスターはAIがダメ出しします。机の上はPCとモニター以外置かないように片づけます。
- モニターは一つのみ許可されています。ノートPCに大きなモニターを接続している場合はノートPCを閉じます。
試験開始
チェックイン
AWS認定のページから「ピアソンVUE試験の管理」をクリック、試験を選択、「OnVUE」アプリでチェックインします。
試験官とのやり取り
今回は日本語のチャットで試験官とやり取りです。
- 身分証明書(今回はパスポート)の提示
- 作業机を中心に四方を撮影し、作業環境のチェック
- スマートフォン、バッグ等が手の届く範囲にない事
試験
- 試験官から「頑張って」のメッセージが送られてきて、試験が開始されました。
- 自信の無い設問は「後で見直す」フラッグを付け、どんどん先に進みます。
- 最後の設問に回答したら、自信の無い問題を中心に見直します。
試験終了、まさかの失格
- 試験が終わるとアンケートと合否結果が表示されて試験終了となります。が、しかし!1回目の受験ではここで対応を誤り、強制終了されてしまいました。
- 試験終了後トイレに行って戻ると、試験官から「席を離れたため強制終了します」のメッセージが表示されていました。
- 何で?画面を詳しく見ると「OnVUEを終了」というようなボタンがありました。これをクリックしてOnVUEアプリを終了させる前に席を離れたため、
強制終了により失格
したのです。。。
その後
一回目の受験失敗で勉強する気になれず、受験勉強を再開したのは一週間が過ぎた頃でした。二回目の受験勉強は、前回と変わりなく、受験二回目にして合格できました。