AtCoderログ：0002 - ABC 086 A

問題

問題文

シカのAtCoDeerくんは二つの正整数 $a, b$ を見つけました。$a$ と $b$ の積が偶数か奇数か判定してください。

制約

・$1 \le a, b \le 10000$
・$a,b$ は整数

収録されている問題セット

• AtCoder に登録したら次にやること(第01問)
• AtCoder Beginner Selection

回答

回答1 (AC)

AtCoder で最初に解いた問題です。正整数 $a,b$ を受け取り、積が偶数か奇数かを判定する流れをそのままコーディングすれば良さそうです。以下のようなコードで無事ACとなりました。

abc086a-1.cpp

#include <bits/stdc++.h>
using namespace std;
 
int main() {
  int a, b;
  cin >> a >> b;

  if ( (a*b)%2==1 ) {
    cout << "Odd" << endl;
  } else {
    cout << "Even" << endl;
  }
}

回答2 (AC)

２つの整数の積は、両方の整数が奇数なら奇数、それ以外は偶数になるので、積が偶数か奇数かの判定をする上で積計算は必要ありません。この性質を利用したコードは以下のようになり、もちろんＡＣとなりました。

abc086a-2.cpp

#include <bits/stdc++.h>
using namespace std;
 
int main() {
  int a, b;
  cin >> a >> b;
 
  if ( a%2==1 && b%2==1 ) {
    cout << "Odd" << endl;
  } else {
    cout << "Even" << endl;
  }
}

今回の場合、正整数 $a,b$ は高々14ビット(10000以下)なので、積は高々28ビットであり、C++ の整数型(int)は32ビットであることから、積を計算しても桁あふれは起きません。従ってこのコードは用心しすぎなのですが、一般に計算せずに計算結果の性質を判定できる場合には、計算せずに判定すべきです。

調べたこと

AtCoderに登録したら次にやることの解説

回答とほぼ同じ解法でした。

AtCoder の解説 → コンテスト全体の解説

こちらも同じ解法でした。

学んだこと

• C++ の標準入力 (整数型)
• C++ の整数型(int)は32ビット

リンク

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