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Zoomで仮想のアバターを使う

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コロナウイルス対策で、リモートワークや、オンラインによる会合が、見直されてきています。
オンライン会議、便利、なのですが。

  • 家の中が、整理整頓できていなくて、あまり見られたくない
  • ネットの知り合いに、顔を知られるのは、少し怖い
  • ノーメイクで、楽をしたい

など、ビデオ通話が、躊躇われるケースも、あると思います。

そこで、仮想アバターを、使用して、ビデオ通話を使用する、方法を書いてみます。説明は、Zoomを使用していますが、他のソフトでも、応用できるはずです。

用意するもの

FaceRigというソフトを、使用します。Steamという、ゲーム・ソフトウェアの配信プラットフォームにあるので、Steamでアカウントを作成し、購入します。

必要なのは、

  • FaceRig本体 1,480円
  • FaceRig Live2D Module (自分で、Live2Dのアバターを追加するのであれば) 398円
  • 追加アバター各種 (有償のと、無償のものがあります)

です。(値段は、2020年4月5日現在、です)

VTuber等、商用利用を、考えている人は、FaceRig Pro(6,580円) が必要になります。通常の、オンライン飲み会等では、必要ないはずです。

ソフトウェアを、Steamで購入し、使用しているPCに、インストールします。

FaceRigの概要

PCのカメラから、読み取った画像を、顔識別して、ソフトに付属している、あるいは自分で追加したアバターに、マッピングしてくれます。
なので、自分の動きを、そのまま、アバターが動く、アニメーションにできるような、イメージです。

Zoomで使う手順

FaceRigの起動

Zoomを起動するより、先に、FaceRigを、起動しておくと、スムーズです。特に、最初は、FaceRigでの、操作や、キャラクターの動かし方に、慣れておいた方が、良いと思います。
FaceRigは、タスクトレイの、Steamの、アイコンから、起動するのが、手軽です。

00.PNG

起動すると、初期画面がでます。左側の、「LAUNCH」ボタンを押します。

01.PNG
画面上のほうに、キャリブレーション(カメラ映像の初期化)などの、設定があります。
また、右側には、背景の変更など、環境設定の、ボタンがあります。

真ん中に、設定している、キャラクター(アバター)が出て、動きだします。
03.PNG
上段、左側のボタンが、アバターの選択です。

04.PNG
上段、左から4番目が、キャリブレーションです。

キャラクターの、表示の、調節は、

  • Altキー+マウスの右ボタンを押しながら、カーソル移動:キャラクター表示の、拡大縮小
  • Altキー+マウスの真ん中ボタンを押し込んで移動 :キャラクターの移動

この2つを、覚えておけば、大丈夫です。(サイズ変更は、Alt+マウスのホイールでも、できますが、かなり大味なので、使いにくいです)

Zoom側の設定

FaceRigを、インストールすると、カメラの一覧に、FaceRigが追加されます。
なので、FaceRigを、起動している状態で、Zoomの、画面左下にある、ビデオ設定から、FaceRig Virtual Camera を、選択すれば、FaceRigの画面が、ほとんどそのまま、Zoomに転送されます。
02.PNG
(FaceRigには、顔認識の状態を、判定できる、カメラからの画像を、表示するモードが、ありますが、そこの画像は、送られません。上に並んでいるアイコンの、左側3番目で、ON/OFFが、できます)

最後に

これを使うと、オンライン飲み会で、仮面舞踏会みたいなことが、できるかもしれません。

でも、仕事で使うと、たぶん、高い確率で、叱られるので、気を付けてください。

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