ハッカソン初心者がやるべきことをまとめてみた
はじめに
JPHACKSというハッカソンに参加してきました。
期間は1週間、メンバーは個人参加で全員初対面です。
フルリモートで実施され、主な連絡手段はSlackとDiscordでした。
一般的なハッカソンが1日〜1週間程度の期間を設けられていることから、比較的長期のハッカソンでした。
対象者
この記事は下記のような人を対象にしています。
- ハッカソン1回目に挑戦する方
- 以前のハッカソンが失敗に終わってしまった方
結論
ハッカソンの極意は3つだけです。
- アイデア出しが全て
- 目標は「モノづくり」であって技術のお披露目会ではない
- チーム内の雰囲気作りやミーティングの生産性がとても重要
それでは本文をどうぞ。
本文
生産性のあるミーティングを小時間で
ハッカソンは短い時間制限の中でユニークさを求められる。
ディスカッションや開発以外の時間は最低限に留める必要がある。
時間制限とアジェンダを設定する
- 生産性のない時間を作らない
- 作業とミーティングのマルチタスクをしないよう、サクサク進める
ミーティング内で困りごとの報連相・解消を行う
- タスクのボトルネックを解消する
- チーム内の心理的安全性の確保を図る
タスク管理の徹底
タスクの視覚化は私が最も取り入れるべきだと感じたツールである。
個人開発しか行なったことがない人にとっては必要性が感じられにくいツールの1つだろう。
タスクの切り出し・細分化
- 機能
- ページ
- フロントorバック
タスクの優先度を決める
- アジャイルな開発方法を設定する
- 最低限の機能をつけた後にブラッシュアップを図る
タスクの視覚化
- 手が空いている人員を作らない
- タスクの被りを無くす
- 進捗管理を全員で行い、ヘルプを出し合う
何を用いるかではなく、何を作ったか
私たちは3日間バックエンドの言語と格闘し、残り2日になった時点でfirebaseを取り入れてローコードな開発に着手した。
最大の反省点は、制作物ではなく技術に固執したところであったように思う。
難しいことをする必要はない
- 短い時間で課題解決するのに難しい技術を詰め込むことはできない
- シンプルな実装ができればそれが最良
アイディア出しが成功の全て
- ハッカソン成功の秘訣は優れたアイデアを生み出すこと
- フレームワークを最大限活用すべき
- デザインシンキング
- ペルソナ
言語選択に時間を取られるな
- とりあえず課題が解決できて動けばOK
- モノを作るのが目標。技術力の勝負ではない。
おわりに
ハッカソン初心者がやりがちなことについてまとめました。
個人的にインターンと同じぐらいハッカソンの経験も重要な気がします。あと楽しい。
本文にもう一つ付け足すとすれば徹夜は生産性サイアクということでしょうか。
計画的な開発スケジュールと体調には気をつけてください。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。