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【CSS】OOCSSについて

Last updated at Posted at 2022-07-24

はじめに

特徴

  • オブジェクト指向を取り入れる
  • パーツを使い回してエリアに配置し、サイトを構築していく
  • どこのエリアにもパーツは依存しない
  • CSSに記述する際にIDセレクタは避け、クラスセレクタを用いる

メリット

  • 拡張性
  • 移植性

デメリット

  • オブジェクト指向を理解する必要がある
  • 厳格な決まりごとは少なく、命名規則などによる補助が必要
  • 構造と見た目の組合せの数が膨大になる
  • どこのエリアのパーツか不明

利用シーン

  • OOCSSを単体で使うことはない
  • 小規模な開発くらい
  • BEMなどの他の設計手法のベースのため、思想は取り入れられている。

原則

  1. 構造と見た目の分離
  2. コンテナとコンテンツの分離

1. 構造と見た目の分離

メリット

  • 拡張性

構造と見た目ってなんやねん

  • 構造 :width、heigth、padding、marginなど
  • 見た目:font、color、box-shadowなど

そーゆーことか

実際HTMLでクラス属性には、構造と見た目を設定したらええんやな
ただ、異なる構造を要求されたとき、構造と見た目の組合せの数が膨大になるな。

html
<div class="構造 見た目"></div>

2. コンテナとコンテンツの分離

メリット

  • 移植性

コンテナとコンテンツってなんやねん

  • コンテナ :大まかなエリア
  • コンテンツ:パーツ

そーゆーことか

ボタンのクラス名を「.nav-btn」みたいにすると、
ナビゲーションエリアでしか使えんボタンになってまうんや。

はじめから「.btn」だけにしてたら、
どこでも移植しやすいっちゅうわけやな

ただ、どこのボタンやねんてなってまいそう。

備考

  • パーツのみにフォーカスした設計思想である。
    ブラウザ毎の初期設定の違いや、レイアウトなど、Webサイトを構築するのに必要な材料は他にもあるし、それらを考慮する必要があるよね。
    :point_right:他の設計手法と組み合わせていく。

  • SMACSSやBEMなど他の設計手法はOOCSSを参考にしたものであるため、学んでおくことは重要である。

参考文献

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