#はじめに
こんにちは、うっちーです。
この記事はLife is Tech! Tokai Mentors Advent Calendar 201810日目の記事です。映像をメインに担当させていただいてますが、以前利用したことがあるWebVRについて書かせていただきます!
最近はRICOH THETAやinsta360など360°の画像や映像を撮影することが容易になってきました。今回はその画像をWebで使うことを目的にWebVRのフレームワークであるA-Frameを触っていきたいと思います。
WebVRとは
WebでVRを表示する技術です。
スマートフォンやPCからはブラウザ内でVR空間を開くことができますし、対応HMD(ヘッドマウントディスプレイ、OculusとかViveとか)で見れば通常のVRのように表示されます。
今回の目的
今回は簡単にWebVRを表示できるA-Frameというフレームワークの紹介と実際にA-Frameを利用してVR画像及び動画の配置を行ってみます。
サンプル的なもの
以前自分が製作したものを置いておきます。
手軽に宇宙VR体験! | 360VR NAFT
画像、動画を置いてみる
VRに使う画像はエクイレクタングラー(equirectangular, 正距円筒図法)形式である必要があります。
撮影したものがない場合はFlickrで探すといいと思います。
Search: equirectangular | Flickr
A-Frameの読み込み
htmlのhead内にて以下を記述します。
<script src="https://aframe.io/releases/0.8.0/aframe.min.js"></script>
もちろん、ローカルに保存して読み込んでも可能です。
画像を配置する
body
内に以下のコードを記述します
<a-scene>
<a-assets>
<img src="path/to/image" id="background" />
<a-assets>
<a-sky src="#background"></a-sky>
</a-scene>
<a-assets>
内のものはレンダリングされないので、image
タグのidをa-sky
タグのsrcで指定することで画像をレンダリングします。
これだけで画像をVRで見ることができるようになります!とっても簡単!
動画を配置する
画像を配置したときと同じように<a-assets>
で動画を読み込みますが、レンダリングさせるタグが<a-videosphere>
になります。
<a-scene>
<a-assets>
<video src="back_v.mp4" id="back_v" loop="ture"></video>
<a-assets>
<a-videosphere src='#back_v'></a-videosphere>
</a-scene>
本当に簡単!!
まとめ
今回は本当に簡単な画像や動画を表示させるものでしたが、A-Frameを使えばさらに凝ったWebVRのページを作ることもできます!
ぜひ使ってみてください!
A-Frame