スパコンの用語まとめ
物理学徒が、スパコン関連の用語についてよく混乱していたので、メモをした記事です。不正確な用語などありましたら、ご指摘いただけますと幸いです。
スパコンについて
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スパコンとは、複数のパソコンが繋がれているシステムである。
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総ノード数は、スパコンを構成要素であるパソコンの数のことである。
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プロセッサ数とは、その一台のパソコンに搭載されたCPUの数のことである。
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コア数とは、1つのCPUの中にあるコア(CPU内部にある演算回路)
の数である。 -
スレッド数は、同時に実行できる作業の数のことである。
例:Oakbridge-CXスーパーコンピュータシステム
例えば、Oakbridge-CXスーパーコンピュータシステムを例にする。
(https://www.cc.u-tokyo.ac.jp/supercomputer/obcx/system.php)
トータルで
- 1368ノード
- 1368 * 2 CPU
- 1368 * 2 * 28 コア
あると言える。上記3つの言い方はいずれも正しい。
余談:速度について
スパコンでプログラムを並列化した場合、並列化の数に対して多項式的にプログラムが速くなるわけではない。
全体の速度は、並列化できない部分が全体のボトルネックになってしまう。
まとめ
物理学徒がスパコン関連の用語について整理しました。