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[初心者向け] WindowsでGit (2024年12月決定版)

Last updated at Posted at 2018-08-25

Gitといってもインストール方法が多い

まず、検索するといろんな情報が出てくる。

  • Cygwin + Git
  • MinGW + MSYS2 + Git
  • Git for Windows
  • GitHub Desktop
  • Windows Subsystem for Linux (WSL) + Git
  • Windows Subsystem for Linux 2 (WSL2) + Git

何が違うのかわからない。
どれを選べばいいのかわからない。
ここでつまずく初心者多数。

実際どれを選べばいいか

長期的にみて、CygwinもMinGWも過去の遺産だよねと考えることは正しい。
だからと言って、WSL + Gitのみで完結するかというと、そうでもない。
Windows側で動くIDEからの連携等を考えると、WSL上のソフトウェアは圧倒的に使いにくい。

現在は、 Git for Windows 一択である。インストール方法はGit公式サイトからダウンロードしてインストールする方法と、wingetを利用する方法の2種類あるが、実態はどちらもGitHub上のGit for Windowsインストーラーを実行することに変わりないので、どっちを選んでもOK。

インストール方法 (Git公式サイトからダウンロード)

  1. Git for Windowsを公式サイトからダウンロードする。
  2. インストーラーを実行する。
  3. エディタの設定以外は全部デフォルトのままで十分。
    設定はこっちの方がいいとか説明するサイトもあるが、初心者が一番使いやすい設定はデフォルトそのまま。
    先にVisual Studio Code入れておけばデフォルトエディタにも設定してくれる。

特徴

特徴として、

  • Git公式からダウンロードできる公式環境
  • インストーラーでインストールし再起動するだけで使えるようになる
  • Git LFSやGit Credential Managerもインストールしてくれる
  • Microsoftがちゃんとメンテナンスしている

が挙げられる。

ソフトウェアの実態はMSYS2上で動作しているため、MinGWとあまり変わりないが、それを意識せずに使えるところが大きく異なる。

また一緒にインストールされる、Git Credential Managerの使い勝手も良い。
GitHubやBitbucketへの接続の場合、ログインをブラウザで行うのでSSOや2段階認証に対応しており、セキュリティと使い勝手の両方を満たす。

問題点

一般的な利用だと問題ないが、一部の環境だとめんどくさいことになる。

  • デフォルトでGit Credential Managerをインストールするので、HTTPS、SSH、GitHub、Bitbucket、Azure DevOps以外の認証方法を利用するとき面倒。
    Google Cloud Source RepositoriesやAmazon CodeCommitなど、特殊な認証方式を使うときなどに困るかも。
  • MSYS2上で動くので、ほかのMSYS2をインストールするとバージョン衝突が発生することがある。
    ただ、すべてデフォルトを選択するとほぼ問題にならない。
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