背景
インターンでデータ分析をするにあたり、統計関係の知識が必要になった。
一通り「確率・統計」という講義で学んだはずだが、色々忘れていると思うので復習も兼ねて一から勉強しようと思う。というか、講義では確率しかやらなかった記憶が。。。
あまり独学は得意な方ではないため、何から手をつけていいか分からなかったので、良さげな入門書を解説しているサイトで見つけた本をまとめようと思う。
統計学の入門書
統計の入門書。考え方の基礎や概念の習得に使う。
マンガでわかる統計学 (著者:高橋 信, オーム社)
マンガ形式で統計の基礎を解説した本。
マンガ形式であるため、初学者の入り口として結構色々なところで評価されている。
しかし、マンガであるがゆえに分量に制限がかかり、踏み込んだ内容まで説明しきれていないという評価も。
「こういう流れでこんなことをやるんだ」という、統計の感じを掴むという意味ではとても良さそう。ただ、深い意味を勉強するには不向きか。数式から解説した本も一緒に揃える必要がありそう。
完全独習 統計学入門(著者:小島 寛之, ダイヤモンド社)
中学数学で統計学の基礎を学ぶことができる本。
僕自身あまり数学が得意な方ではないため、かなり気になっている。
また、同じく小島さんが書いている完全独習 ベイズ統計学入門も、高評価を受けている。
実際に統計を活用するときに参考になりそうな本
実務で使うために統計を勉強しているが、どんなデータをどの切り口でどう分析し、どう結論付けるかは、かなり経験で培われている部分じゃないかと感じている。
そのため、実例を交えた本で統計の活用法を習得できるんじゃないかと期待。
それ根拠あるの？と言わせない データ・統計分析ができる本(著者:柏木 吉基, 日本実業出版社)
著者が日産自動車に勤めているらしく、この本は「実務でデータや統計分析を使う」ことに焦点を当てて書かれているらしい。
「実務でデータや統計分析を使う」という一文が凄くそれっぽい(求めてることにマッチしてる感じがある)から気になる。
真実を見抜く力(著者:トーマス・H・ダベンポート, 日経BP社)
タイトルだけでは普通のビジネス書っぽい(漠然としたタイトル、少なくとも統計っぽくはない)が、ビジネスにおいてデータ分析を活用するために細かい段階に分割して、それぞれの段階で考えるべきこと、有効な手段、実例が解説されているらしい。
各段階で何をどうすればいいのか具体的にイメージしやすそう。
有効な手法(とそのアウトプット)がイメージできれば、かなり実務で役立ちそう。
ベイズ統計学の入門書
最近アツいらしいベイズ統計学。
どこかで「ベイズと従来の統計学は考え方が異なっている」みたいな文章を見たがあ、まだまだ統計学とベイズ統計学の住み分けを理解していないので、その習得に使う。
もちろん実務で使えるレベルまで習得したい。
完全独習 ベイズ統計学入門(著者:小島 寛之, ダイヤモンド社)
小島さんの統計学入門のベイズVer。
足し算、掛け算でベイズの基礎を学ぶ事ができるらしく。入門書としてはかなり良さそう。
道具としてのベイズ統計(著者:涌井 良幸, 日本実業出版社)
上の完全独習ベイズ統計学入門では、文章で分かりやすくしているのに対し、この本では簡単な数式の計算で理解を促している、らしい。
入りは数式よりも文章の方が個人的には好みなので、上の本を読んでから、こういう数式で解説したものを読んだ方が理解しそう。
感想
小島さんの書籍が色々なところでオススメされていたのが印象的。
ベイズ統計学については「ベイズ？何それ」状態なので、どんな前提知識が必要なのかすらもよく分かっていない。
なので、平行して勉強できそうならして、できなさそうなら統計学を集中的にする感じにしようかなと考えている。
Qiitaにも勉強の軌跡を残しつつ、しっかり知識として定着させよう(決意)。