はじめに

自宅サーバー初心者が統合版マインクラフトを友達とマルチプレイできるようになるまでの話です。

サーバーのOSはalmalinux 8を使用しています。

ひとりでマルチプレイする

このサイトを見ながら立てました。
常時動かすサーバーにするつもりはなかったので、自動起動設定はしていません。

マインクラフトサーバーを動かしたり、作業したりするためのユーザーを作っておきます。

sudo adduser [ユーザー名]
sudo passwd [パスワード]

ユーザーを作ったら、そのユーザーになっておきましょう。

sudo su minecraftserver

先にパッケージのインストールが必要みたいです。

sudo yum install libnsl

次にインストール用のディレクトリを作って、そこにサーバーソフトウェアをダウンロードします。ここではディレクトリ名をbedrock_serverとしていますが、バージョン名を付けたり作成日時を付けたりすると後で便利かもしれません。

mkdir -p /home/minecraftserver/bedrock_server
cd /home/minecraftserver/bedrock_server

私はコマンドからダウンロードしようとしたので、

wget https://minecraft.azureedge.net/bin-linux/bedrock-server-x.xx.xx.xx.zip

としようとしたものの、バージョンがわかりませんでした。
仕方がないので、windows版のダウンロードを押してzipファイルの名前を見て確認しました。

最後に、サーバーソフトウェアを展開します。

unzip bedrock-server-x.xx.xx.xx.zip

これで起動できる状態になるはずです。

ユーザーをminecraftserverとして、ディレクトリを上記のようにすると、

su minecraftserver
cd /home/minecraftserver/bedrock_server
LD_LIBRARY_PATH=. ./bedrock_server

これで起動することになります。
3行目のコマンドはサーバーソフトウェアのダウンロードサイトに記載されているものなのですが、なんのことだかさっぱりなんですよね…

Bedrock edition/統合版マインクラフトを立ち上げます。
「遊ぶ」→「サーバー」→「サーバーを追加」（最下部にあります）→「続行」

サーバーを使い始めて一か月が経ったころ、統合版のアップデートがかかりました。
なので時系列としては他の項目より後に行っています。しかし一人でマルチサーバーで遊んでいても行う必要があることなので先に書いておきます。
今回は、1.19.70.02から1.19.81.01にアップデートしました。

「世界に接続できませんでした」と表示された場合は、まずはサーバーとクライアントのバージョンが同じかどうかを確認した方がよさそうです。

データが消えないか怯えながら、このサイトを見てアップロードしました。
結局やったことは

wget https://minecraft.azureedge.net/bin-linux/bedrock-server-1.19.81.01.zip
unzip bedrock-server-1.19.81.01.zip

上書きされるかどうか聞かれるのでA(ALL)で上書きしました。
特に設定ファイルは変更していなかったので、バックアップから戻すこともせず。
その後起動して確認しましたが、データは消えていませんでした。
色々怖がっていたのですが2行で終わってしまったので、あっけなく感じてしまいました…

色々あって固定のグローバルIPの入手はできました。

ルーターはYamahaのものを使用しています。

「詳細設定と情報」→「基本接続の詳細な設定」→「プロバイダの設定(or登録)」→「静的IPマスカレード関連」
で、「追加」を押して、

VPNで接続して、サーバーにマジックパケットを送りサーバーを起動し、遠隔操作してマインクラフトサーバーソフトウェアを立ち上げます。

「詳細設定と情報」→「VPN接続の設定一覧」→「追加」

今回はL2TP/IPsecを使用したので、このサイトを参考にしました。
##ルーターに接続してマジックパケットを送る
起動するときはTeraTermでルータ接続しています。"ad"と入力して管理者権限になってから、

wol send lan1 "macアドレス"

と入力しています。
コマンドはこのサイトを参照しました。

後はひとりでマルチプレイをするときと同じ手順です。

Java版のサーバー立てについての記事はたくさんありましたが、統合版はあまり数がなく苦労しました。Linux版についてはさらに少なく感じました。参考にさせていただいたサイトの方々には感謝しています。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。