GA(Google Analytics)について
Google Analytics(以降「GA」と呼びます)では、ウェブサイトに来たユーザーの情報や動きを取得することができます。ここで得た情報を元に、分析へと活用できます。私も個人で「ぬるぺでぃあ」というサイトを運営しており、非エンジニアの方の「こんなことできたらいいな」を応援するためのアウトプットを記事として発行しています。この「ぬるぺでぃあ」を運営しながら、「サイトの分析って、どうするんだっけ…?」と、現在も勉強の毎日です。
そこで、GAに関する自分の知識を定着化させ、理解度を深めることを目的として、記事としてアウトプットをしようと決めました。
「Google Analytics 使い方」と検索すれば、容易にたどり着く内容ばかりですが、超初級編から学んでいきたいと思います。
GAを使い始める方は、コチラのURLからスタートしてください。
イベント
一番左の4つ並んでいるタブの「レポート」から、「ユーザー行動の調査」を選び、「イベント」をクリックします。
そうすると、上記の画像のような分析画面が出てきます。
ここで見るべき数値は…
- page_view
- session_start
- first_visit
本当に初期の初期では、この3つだけを把握できればOKです。
追うべきイベントや指標は他にもたくさんありますが、まずはこれを。
それぞれ何を指しているのか
「page_view」「session_start」「first_visit」の違いを示した図です。
※アユダンテ株式会社様「GA4のイベントの基本的な考え方」より
-
first_visit
ユーザーが最初にサイトを訪問した時に発生するイベント -
session_start
ユーザーがウェブサイトの利用を開始した時に発生するイベント -
page_view
ユーザーがページを閲覧した時に発生するイベント
つまり…「first_visit」は初回訪問だけしか記録されない。「session_start」は、リピーターも含んで記録される。「page_view」は、ページをまたいだ回数。
各指標から分析できること
-
first_visit
初めてサイトを訪問してくれた人の数 -
session_start
サイトを訪問してくれた人の数(下記の注意事項もあるので、厳密には人数ではない) -
page_view
ユーザーが、ページをまたいだ回数
下記は少し細かい内容なので、飛ばして頂いてもOKです。
※「session_start」の注意事項
(1) GAでは、30分以上操作がなかったときはセッションが切れます。
【例】ページにアクセスして、40分開いたままで離席。席に戻って、またページを開くと、セッション数2回としてカウントされます。
(2) GA4では、日付またぎ/参照元の変更では、セッションは継続します。
【例】閲覧したまま日付をまたいでも、30分以内であれば、セッション1回。
【例】Google検索で1回目の訪問をし、30分以内にYahoo!検索で再訪問した場合は、1つのセッションとしてカウント。
この記事は、著者が運営するメディア「ぬるぺでぃあ」でも読むことができます(記事はコチラ)