はじめに
Microsoft Fabric には、CU(コンピュート使用料)を監視できる「Capacity Metrics アプリ」が用意されています。
インストールするだけで使える便利なアプリですが、デフォルトでは画面下部の「Items(14 days)」に Timestamp 列が表示されません。
この Timestamp 列を追加することで、各アイテムごとの CU 消費率などを時間軸で昇順・降順に並び替えられるようになり、分析がとてもしやすくなります。
直近で動かしたアイテムの CU をすぐに確認できるので、運用面でも役立ちます。
本記事では、メトリックアプリの「Items(14 days)」に Timestamp 列を追加する方法を紹介します。
メトリックアプリにTimestamp列を追加する方法
※メトリックアプリのインストール方法は割愛します。必要な方は公式手順をご参照ください。
Fabric Capacity Metrics アプリのレポートを開きます。
画面上部の「編集」をクリックします。
「Items(14 days)」の表オブジェクトを選択すると、データペインで該当テーブル(このオブジェクトで使用されているテーブル)にチェックが付きます。
Items テーブルの「Timestamp」列にチェックを入れます。
レポートを保存して閉じます。
これで設定は完了です!
冒頭で紹介した通り、
Timestamp 列を追加することで、アイテムごとの消費 CU を時間軸で昇順・降順に並び替えられるようになります。