はじめに
2024年4月から始まったAWS認定DataEngineerAssociateの学習方法を書いていきます。
試験ガイドを読む
AWS Certified Data Engineer - Associate (DEA-C01) 試験では、受験者がデータ
パイプラインを実装し、ベストプラクティスに従ってコストとパフォーマンスの
問題をモニタリング、トラブルシューティング、最適化する能力を検証します。
また、次のタスクについての能力も検証します。
• プログラミングの概念を適用しながら、データを取り込んで変換し、データ
パイプラインをオーケストレーションする。
• 最適なデータストアの選択、データモデルの設計、データスキーマの
カタログ化、データライフサイクルの管理を行う。
• データパイプラインの運用、保守、モニタリングを行う。データを分析し、
データ品質を確保する。
• 適切な認証、認可、データ暗号化、プライバシー、ガバナンスを実装する。
ログ記録を有効にする。
ざっくりまとめると、データパイプラインの実装と、データストア、データスキーマの管理、ガバナンスを実現できるかを問われる資格です。旧DataAnalyticsSpecialityと似ているものを感じます。
問題の配分は以下のとおりです。
• 第 1 分野: データの取り込みと変換 (採点対象コンテンツの 34%)
• 第 2 分野: データストア管理 (採点対象コンテンツの 26%)
• 第 3 分野: データ運用とサポート (採点対象コンテンツの 22%)
• 第 4 分野: データセキュリティとガバナンス (採点対象コンテンツの 18%)
Kinesis、MSK、DMS、Glue、Redshift、DynamoDB、EMR、DMS、AppFlow、Lambdaなどを利用した、データの変換や、S3、LakeFormationなどを利用した、データストア管理、ガバナンスのかけ方、SageMaker Datawrangler、QuickSight、Athenaなどを利用した、データ運用などがポイントになります。
ガイドに出てくるサービスの概要は必ず抑えておくことがポイントです。
トレーニングを受ける
以下4つのトレーニングと試験対策トレーニング2つが公開されています。わたしは、ある程度概要を知っていたので省略しました。
練習問題を解く
公式で練習問題が公開されているので、解いてみるのが良いでしょう。
レベル感が把握できます。ちなみにこれとは別に、公式の事前テストがあるようですが、有料なので私は利用しませんでした。
また、Udemyの練習問題のセットを一通り実施しました。
練習問題のなかで、様々なキーワードがでてきて、知らないサービスや、仕様がある場合、ピックアップして覚えるということをしました。
https://www.udemy.com/course/practice-exams-aws-certified-data-engineer-associate/learn/quiz/6141676#overview
まとめ
これで無事AWS認定全冠に復帰しました。
AWS認定全資格を維持されているかたは少なくないとおもいます。新しい資格が出るととらなきゃ!!!、期限が切れそうになると更新しなきゃというある種の中毒性があるものです。とはいえ、資格受験の過程で、普段触らないサービスや仕様を知ることができるので、おすすめではあります。3年おきに受験することで、知識のアップデートもできるます。
今回追加されたDEAはDataAnalytics認定をお持ちの方であれば割ととっつきやすいので、受けてみるとよいかと思います。特にレベル差は感じなかったので、取得しやすい印象でした。