こんにちは!れーあです。
インフラの仕事をしていると「オンプレミス」という用語を聞くことが割とあるのですがそういえばちゃんとどういうものか考えたことなかったなと思ったので本記事を投稿しました。
それではどうぞ。
オンプレミスとは
オンプレミスについての説明は下記を参照しました。
https://www.ntt.com/bizon/glossary/j-a/on-premises.html
オンプレミスとは、システムの稼働やインフラの構築に必要となるサーバーやネットワーク機器、あるいはソフトウェアなどを自社で保有し運用するシステムの利用形態です。
要するにシステムやインフラの環境について自社で所有して運用する利用形態のことです。
クラウドとの違い
それではオンプレミスと対になるようによく耳にするクラウドとの違いはなんでしょうか。
まず調べてみる前に、自分の意見としては下記になります。
オンプレミスは「自社で環境を所有して運用する利用形態」のことでした。
それの反対となると、「環境を所有せず運用する利用形態」のことと予想しています。
では実際はどうでしょうか。
下記を見てみました。
上述したようにオンプレミスとクラウドのもっとも大きな違いは、「IT機器やリソースを自社で保有・調達するか否か」という点です。
つまりは予想していた通り、環境を自社で用意するかどうかという部分が最も大きな違いのようです。
ベアメタルとの違い
自社で環境を保有する=物理環境というイメージを持っていたのですが同じく物理環境のような言葉のイメージがある「ベアメタル」との違いも見ていきたいと思います。
- ベアメタルとは?
下記が分かりやすかったので参照させていただきます。
一つ目は、サーバーの仮想化技術を指します。コンピューターを仮想化するためのソフトであるハイパーバイザーを使用せず、仮想マシンを作成できる仕組みを持ちます。
もう一つは、サーバーそのものを指します。元々、ベアメタル(bare metal)は「むき出しの金属」を意味する英単語ですが、この場合は「まっさらなサーバー」を意味します。
つまりはサーバの仮想化技術または物理的サーバそのものを意味するようです。
オンプレミスは自社で保有する環境でしたので「オンプレミスを提供するために必要な物理環境」と捉えることができそうです。
PCはオンプレミスか?
これは疑問だったことでオンプレミスが物理寄りの言葉の意味なら普段使っているノートPCもオンプレミスと言えるのではと思いました。
ただ、これまで記載してきた通り、自社で環境を保有して運用する利用形態ということはオンプレミスであるとはいえなさそうです。
ただ、ノートPCにサーバOSを直接インストールしてサーバとして運用するならオンプレミスと言えるのではと考えております。もっとも、検証機ならともかく商用機でノートPCをサーバにすることはないのでやはり現実的にはオンプレミスと呼ぶことはなさそうです。
おわりに
オンプレミスが物理的環境と思っていたのですがそれは間違いで、実際には提供形態の種類ということがわかりました。
最近ではクラウドを利用することが多くなってきましたがそれでも物理的サーバや環境は使用するので漏れないように学習していきたいと思います。
参考