#作成の目的
Win10のタイルボタンによく使う設定項目を配置する要望を受け、
それを実現する方法を検討しました。
ms-settingsの内容をスクリプトに書いて、
それをintuneに配信という方法をとりました。
このスクリプトでは、以下3点を追加しています。
WindowsUpdate,WindowsDefender,職場へのアクセス
#パワーシェルの中身
####変数定義
$env_dir= $env:APPDATA
$WsShell = New-Object -ComObject WScript.Shell
#WindowsUpdateのショートカット
$Shortcut_winup = $WsShell.CreateShortcut($env_dir+"\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\WinUpdate.lnk")
$Shortcut_winup.TargetPath = "ms-settings:windowsupdate-action"
$Shortcut_winup.IconLocation = "%SystemRoot%\system32\SHELL32.dll, 153"
$Shortcut_winup.Save()
#WindowsDefenderのショートカット
$Shortcut_windefender = $WsShell.CreateShortcut($env_dir+"\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\WinDefender.lnk")
$Shortcut_windefender.TargetPath = "ms-settings:windowsdefender"
$Shortcut_windefender.IconLocation = "%SystemRoot%\system32\SHELL32.dll, 16"
$Shortcut_windefender.save()
#同期ボタンのショートカット
$Shortcut_wordplace = $WsShell.CreateShortcut($env_dir+"\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Workplace.lnk")
$Shortcut_wordplace.TargetPath = "ms-settings:workplace"
$Shortcut_wordplace.IconLocation = "%SystemRoot%\system32\SHELL32.dll, 18"
$Shortcut_wordplace.save()
#パワーシェルの中身説明(1)
####変数定義
$env_dir= $env:APPDATA
$WsShell = New-Object -ComObject WScript.Shell
ユーザーのプロファイル領域にショートカットを置くため、
必要な環境変数を変数に入れます。
COMオブジェクトのWScript.Shellを使用すると、オブジェクトを定義します。
#パワーシェルの中身説明(2)
説明用に番号を振っています。
#WindowsUpdateのショートカット
1)$Shortcut_winup = $WsShell.CreateShortcut($env_dir+"\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\WinUpdate.lnk")
2)$Shortcut_winup.TargetPath = "ms-settings:windowsupdate-action"
3)$Shortcut_winup.IconLocation = "%SystemRoot%\system32\SHELL32.dll, 153"
4)$Shortcut_winup.Save()
1)WScript.ShellのCreateShortcutメソッドを使用します。
ここには実際にファイルを置く場所を指定する。
これをユーザーのプロファイル領域のスタートメニューに置く。
拡張子は、.lnkにする。
2)ここにはどこへのショートカットかを定義する
ここではms-settingsの内容を入れたいので、その値を入力する。
3)ここを指定しないと、アイコンがデフォルトのものになってしまうので、
自分の意図で設定します。
SHELL32.dllというのがWindowsのアイコンを定義しています。
ここにパラメータとして番号を与えるることで、アイコンを定義できます。
ここに指定する番号は下記のサイトを参考にさせて頂きました。
4)ここはお作法ですが作成したショートカットを保存します。
#まとめ
この要領で必要な分のショートカットを定義して完成です。
ms-settingsで定義できることは多岐にわたるので、お好みでカスタマイズください。
#参考にさせて頂いたサイト様
■パワーシェルコマンド
https://hosopro.blogspot.com/2017/09/powershell-shortcut-icon.html
■アイコン
https://www.billionwallet.com/windows10/icon-numbers.html