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HTTP(S)について簡単にまとめてみた

Posted at 2023-03-20

HTTPを簡単に説明

WEBサイトを表示する際に利用される約束事（プロトコル）のことである。
- HTTP(Hypertext Transfer Protocol)である。
- HTTPというサイトを表示する約束事がなされているおかげで今このページを閲覧できている。逆に、HTTPがなければインターネット上のWEBページは閲覧することができない。

HTTPのおさらい
- 先ほどWEBページを表示させる際、サーバーにリクエストを送り、サーバーはレスポンスを返す、すなわち、WEBページに関する通信について記述したが、まさに、この通信方法を定めたものがHTTP（約束事）である。
  - どのブラウザでどのページを見ても正しく表示されるのは、全てこの機器がこのHTTPに沿った通信を行なっているため。
  - ブラウザとWEBサイトどちらか一方がHTTPのルールを無視したリクエスト・レスポンスをした場合、WEBページは正しく表示されることはない。

ブラウザから「〇〇ページを見たい」とリクエストを送ることをHTTPリクエストという。
- HTTPリクエストには3つの要素が存在する。
HTTPリクエスト：リクエスト行
- リクエスト行にはメソッド（WEBページへの命令） 対象　WEBページ（URL） 使用するHTTPプロトコルのバージョン情報が含まれている。
- 例えば、メソッドは指定されたWEBページに対する処理の種類を表す。WEBページの情報を単純に閲覧したい場合はGETメソッドを使用する。また、WEBページに対してコメントの投稿などをする場合はPOSTメソッドを使用する。
  - こちらの参考URLを閲覧する際、以下のようなリクエスト行が生成される。
- 代表的なリクエストメソッド
HTTPリクエスト：ヘッダー
- リクエストヘッダー行には、WEBブラウザで受信可能なデータ形式や文字コード、言語、キャッシュに関する指示などの情報が含まれている。
HTTPリクエスト：ボディー
- ボディーには主にPOSTメソッドを利用した通信時のパラメーターが記載される。
  - 以下のような入力内容をWEBページに送る際のボディー

ブラウザから送られてきたHTTPリクエストに対する返答をHTTPレスポンスと呼ぶ。
- ここには、要求された実際のページが含まれる。
- HTTPレスポンスにも3つの要素が存在する。
HTTPレスポンス：ステータス行
- ステータス行にはリクエストの結果が含まれている。
- 例えば、GETメソッドに対して正常にページ情報を出せる場合は、「200番台の成功」を返し、失敗した場合には、「500番台のサーバエラー」などを返す。※１００番台が見切れてしまったが、成功も失敗もない状態と文章が続く。
HTTPレスポンス：ヘッダー
- レスポンスヘッダー行には、サーバー情報やレスポンスするデータタイプなどの情報が含まれている。
HTTPレスポンス：ボディー
- ボディーには主にリクエストしたページがHTML形式で記載される。
  - ブラウザはこのHTMLを読み取り、画面上にわかりやすく表示する。すなわち、HTTPレスポンスのボディー行がWEBページの実データであると言える。

WEBサイトを安全に表示するためプロトコルである。
- HTTPとの違いは通信内容が暗号化されるか否かという点である。
- 先ほど、説明したリクエストボディなどHTTPでは通信内容が平文で送信されるため、悪意のある第三者が情報を盗んだりできる。その悪用を防ぐために、HTTPSでHTTPの通信を暗号化し、仮に通信内容が外部に漏れてしまったとしても問題ないようにしている。

間違い等ございましたらコメント欄（POSTメソッド）にてご指摘ください。