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Apache + Tomcat + PebbleをMacのローカルで構築した

Last updated at Posted at 2020-07-26

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※この記事はセキュリティ度外視の課題専用の内容です。予めご了承ください。

大学の課題でApacheを設定、SSL化し、Apacheと連携させたTomcatからPebbleを起動させたので備忘録です。
Apacheの設定部分やローカルでのSSL化は省略します。
ちなみにSSL化については以下の記事に記載しました。
https://qiita.com/Raluer/items/02b848437844ba3cbb6c

httpd.confの編集

以下のLoadModuleをコメントアウト

/usr/local/etc/httpd/httpd.conf
LoadModule proxy_module libexec/apache2/mod_proxy.so
LoadModule proxy_ajp_module libexec/apache2/mod_proxy_ajp.so

ファイル末尾に以下の一文を追加
外部のコンフィグファイルに記載したAJP通信用の設定(これから作ります)を読み込み。

/usr/local/etc/httpd.conf
Include /usr/local/etc/httpd/extra/httpd-proxy.conf

httpd-proxy.confの編集

ターミナル上で/usr/local/etc/httpd/extra/にて

/usr/local/etc/extra
$ sudo vim httpd-proxy.conf

するとvimが起動して新規ファイルの作成になるので、以下のコードをコピペする。

/usr/local/etc/extra/httpd-proxy.conf
<Location /pebble >
  ProxyPass ajp://localhost:8009/pebble
  Order allow,deny
  Allow from all
</Location>

これでApache側の設定はオールオッケー
ここからTomcatを入れていきます。

Tomcatインストール

公式サイトから、好きなバージョンを選んで「Download」を押す。
飛んだページの「Core」の中から「tar.gz」をクリックしてダウンロード。
ルートディレクトリ(~/のところ)にダウンロードしておくと後々楽かも?ぶっちゃけどこでもいいです。

ダウンロードしたtar.gzファイルをFinderから解凍して中を見ます。
「conf」というフォルダがあるので中に入り、server.xmlをお好きなテキストエディタで開きます。

74行目あたりにある以下のコードを、

conf/server.xml
<Connector executor="tomcatThreadPool"
          port="8080" protocol="HTTP/1.1"
          connectionTimeout="20000"
          redirectPort="8443" /> 

今回HTTP通信は使わないので、コメントアウトします。

conf/server.xml
<!--
<Connector executor="tomcatThreadPool"
          port="8080" protocol="HTTP/1.1"
          connectionTimeout="20000"
          redirectPort="8443" /> 
-->

続いて117行目あたりにある、今回用いるAJP通信用の設定のアドレスを127.0.0.1に書き換え、secretRequiredを追加し、パラメータをfalseに設定します(ローカルのときのみ!)

conf/server.xml
<Connector protocol="AJP/1.3"
           address="127.0.0.1"
           port="8009"
           redirectPort="8443"
           secretRequired="false" />

ちなみにsecretRequiredを設定しなかったせいで相当ハマりました。

Pebbleの導入

ここまで来たらラストスパート。
まずはPebbleをこのサイトからダウンロードします。
ダウンロード場所が少し分かりづらいですが、右上のPebble 2.6.4をクリックするとダウンロードできます。
image.png

ダウンロードしたファイルを解凍し、解凍したフォルダ内にあるpebble-2.6.4.war解凍せずにコピーし、先程のTomcatディレクトリに移動し、webapps直下にペーストします。もともとのフォルダは不要です。中に入ってるwarファイルだけを使います。
warファイルにあとでアクセスするので、pebble.warリネームしておきましょう。

TomcatとApacheサーバの起動

ここまで来たらほとんどゴールです。
ターミナルを開き、Tomcatのbinの中に入ります。
Tomcatのサーバを起動するには、ターミナル上binの中で

tomcat/bin
$ ./startup.sh

のコマンドを打つだけです。ちなみに止めるときは

tomcat/bin
$ ./shutdown.sh

を同じ場所で実行するだけです。
起動するのを確認したら、そのまま

terminal
$ apachectl start

を実行し、apacheサーバを起動します。

ゴール!

Tomcatサーバとapacheサーバがどちらも起動した状態になったので、ブラウザのURLにlocalhost/pebbleと入力すると、少し読み込んだ後にPebbleのWelcomeページが表示されるはずです。

image.png

あとがき

非常にハマってしまったので、是非とも参考にしてスムーズに駆け抜けてください…。

ハマった場合のチェックポイント

ポート8009は埋まってない?
埋まってたら適当に別のポート(8019とか)使うと出来ますよ。
server.xmlとhttpd-proxy.confどちらも変更するのを忘れずに!

参考サイト

https://ameblo.jp/g-pinchan-new/entry-11573378743.html
https://qiita.com/brighton0725/items/0e116db637a8fea1d907

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