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【Blender】 2.82で川を作る【簡易版】

Last updated at Posted at 2020-08-23

動作環境

本記事の動作環境は以下の通りです。

項目 環境
OS Windows 10
Blender 2.82

アウトプットイメージ

以下のような川を作成する。
一応流れまで再現したつもり。

river.gif

ワークフロー

以下の手順で作成する。(あくまで1例)

  1. 平面を作成
  2. カーブを作成
  3. カーブモデルファイアを追加
  4. マテリアルを追加
  5. Displaceモデルファイアを追加
  6. 岩などを追加 (任意)
  7. カメラを配置してレンダリング

平面を作成

以下の方法で平面を作成。

  1. オブジェクトモードで shift + a > メッシュ > 平面 で平面を追加
  2. 編集モードで適当な長さの長方形に編集。
  3. Ctrl + r で適当にループカット(カーブモデルファイアをなめらかにするため)
  4. w > 細分化 で適当に細分化 (Displaceモデルファイアをなめらかにするため)

plane.gif

カーブを作成

以下の方法でカーブを作成

  1. オブジェクトモードで Shift + a > カーブ >ベジエカーブを追加
  2. 編集モードで直線にして長方形の長さに揃える
  3. 適当に細分化する
  4. 適当に形状を変える
  5. オブジェクトモードでストレッチ(Stretch) と 境界固定(Bounds Clamp)を有効にしておく

curve.PNG

カーブモデルファイアを追加

以下の方法で平面にカーブモデルファイアを追加する。

  1. 平面にモデルファイアープロパティ > モデルファイアを追加 > カーブモデルファイア でカーブモデルファイアを追加
  2. 先に作成したカーブを選択
    curve_modelfire.PNG

参考

カーブモデルファイアの基礎 : https://note.com/lab1092/n/nefd40f5bee2f

マテリアルを追加

大体の作り方は以下のページを参考。
水マテリアルの作り方

パラメータは以下の通り

material.PNG

ポイント:マッピングで縦横比を調整しておく

Displaceモデルファイアを追加

大体の流れは以下を参考。
水面の作成方法

  1. Displaceモデルファイアを設定(適応はしない)
    • 強さを小さくしておく (目安:0.1以下)
  2. クラウドテクスチャを作成
  3. スムーズシェードを設定
  4. Emptyを追加
  5. Displaceモデルファイアの設定を以下に変更
    • テクスチャ座標:オブジェクト
    • オブジェクト:Empty
  6. Emptyの位置を適宜変更

displace.PNG     empty.gif

テクスチャはバンドなどほかのテクスチャにしてみてもよい。

岩などを追加 (任意)

モデリング

以下の手順で岩を作成

  1. shift + a > メッシュからcubeを追加
  2. 適当な大きさに調整
  3. 編集モード> w > 細分化
  4. プロポーショナル編集でいくつかの頂点を移動させて適当な形に整形

stone.PNG

マテリアル

基本的には水面のマテリアルの作り方と一緒

  1. マテリアルを新規作成。

  2. プリンシプルBSDFで以下を設定。

    • ベースカラー:必要に応じて好きな色を選択
  3. Shift + a > テクスチャ > ノイズテクスチャ を追加

  4. Shift + a > ベクトル > バンプ を追加

  5. 以下を結線

    • ノイステクスチャノードのカラー - バンプノードの高さ
    • バンプノードのノーマル - プリンシプルBSDFのノーマル
  6. 以下を適宜変更して水っぽくする

    • ノイズテクスチャの拡大縮小
    • バンプの強さ
  7. 以下を使用してノイズの位置を変更することができる(任意)

    1. Shift + a > ベクトル > マッピング を追加
    2. Shift + a > 入力 > テクスチャ座標 を追加
    3. 以下を結線
      • テクスチャ座標の生成 - マッピングのベクトル(入力)
      • マッピングのベクトル(出力) - ノイズテクスチャのベクトル

stone_material.PNG

配置

適宜コピーしてトランスフォーム(位置・回転・拡大縮小)を変更したり、ミラー(ctrl+m → x or y or z)を使って配置
river3.png

カメラを配置してレンダリング

カメラの設定~レンダリングまでは以下の方法で調整すると調整がらく。

  1. ある程度の視界を決めておく
  2. Ctrl+Alt+0 で 決めた視界にカメラを配置
  3. ビュー > ビュー > ビューのロック > カメラをビューにロック
  4. いつもと同じように視点を移動させてカメラを固定する
  5. 任意のフレームに移動し、3Dビュー上でi キーを押してキーを打っておく
  6. 出力プロパティから以下を設定する
    • 開始・終了フレーム
    • FPS
    • 出力先
    • などなど…
  7. レンダー>アニメーションをレンダリングから動画の出力

rendering.PNG

参考

カメラの視点の操作方法 : https://muro-ganmin.com/blender-camera-position-adjustment/

もうひと手間かけたいときは

Subdivideモディファイア(任意)

厚みをもたせておくと、川っぽく見える(気がする)
以下の手順でモデルファイアを追加。

  1. モデルファイアプロパティ>モデルファイアを追加>ソリッド化を追加
  2. 適宜幅を変更して厚みをもたせる

subdivide.PNG

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